5.9.8 機器の情報の変更通知
機器の情報が更新されたことを、資産管理者にメールで通知します。このタスクはWindowsのタスクスケジューラに登録されていないので、使用する場合はタスクを登録する必要があります。
Windows Server 2003で作成する場合を例に、Windowsのタスクスケジューラにタスク「ハードウェア変更通知」を登録する手順を次に示します。
-
Windowsのタスクスケジューラで、「スケジュールされたタスクの追加」をダブルクリックする。
-
表示されたタスクウィザードに従って、各項目を指定する。
-
タスクの名称には「ハードウェア変更通知」と指定してください。
-
実行するプログラムには、jamscript.exeを指定してください。
jamscript.exeの格納先を次に示します。
<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\exe
-
ユーザ名には、Administrators権限を持つユーザ名を指定してください。
-
-
「[完了]をクリックしたときに詳細プロパティを開く」チェックボックスをチェックして、[完了]ボタンをクリックする。
-
表示されたダイアログで、「タスク」タブを選択する。
-
「実行するファイル名」に、「-f <Asset Consoleのインストール先フォルダ>\scriptbatch\NoticeUpdateRecord.txt」を追加する。
-
[OK]ボタンをクリックする。
ダイアログが閉じて、タスク「ハードウェア変更通知」が登録されます。
タスク「ハードウェア変更通知」を実行すると、前回のタスク実行時から変更があった機器の台数が通知されます。そのため、初回タスク実行時や、前回タスクを実行してから間隔を開けて実行する場合などは、通知に時間が掛かることがあります。
また、自動的にメールを通知させるためには、Asset ConsoleとMicrosoft Internet Information Servicesで設定が必要です。メール通知するための設定手順については、「5.10 メール通知を使用するための設定」を参照してください。
タスク「ハードウェア変更通知」の戻り値と説明を、次の表に示します。
戻り値 |
説明 |
---|---|
0x0 |
正常終了しました。 |
0x1 |
該当するデータがありませんでした。 |
0x2 |
メール通知が設定されていません。 |
0x3以上 |
そのほかのエラーで終了しました。 |