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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 設計・構築ガイド


3.2.1 JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから取得する場合

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報は、Windowsのタスクスケジューラのタスクで定期的に取得します。

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerで収集した管理情報を、資産管理データベースに登録する仕組みを次の図に示します。

図3‒3 JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報を資産管理データベースに登録する仕組み

[図データ]

Windowsのタスクスケジューラでタスクを定期的に実行して、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報を資産管理データベースに反映します。タスク「ITDM2 - Manager管理情報の取得(Asset Console)」を実行するタイミングを調整することで、ネットワークや資産管理サーバに負荷を掛けないで運用できます。

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報から取得できる情報の詳細については、「13.1 JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから取得できる管理情報」を参照してください。

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報に合わせた資産情報の削除

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報を登録することで、資産管理データベースの資産情報が削除されることはありません。ただし、ネットワーク情報およびインストールソフトウェア情報の場合は、新しく取得したJP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報に含まれていなかった情報を、ネットワーク上から削除されたか、または機器からアンインストールされたと見なして削除できます。削除するかどうかは機器ごとに[機器詳細]ダイアログの「ITDM2管理情報取り込み制御」で設定します。「ITDM2管理情報取り込み制御」の設定の詳細については、マニュアル「運用ガイド」の「2.6.2 ネットワーク情報を参照および変更する(「ネットワーク」タブ)」または「2.6.3 インストールされているソフトウェアを参照および変更する(「ソフトウェア」タブ)」を参照してください。