7.2.6 [ファイル属性]パネル
リモートインストール後のファイルのアクセス権および所有者を、どのように決めるか選択します。デフォルトは「インストール先のアクセス権/所有者と同じ」です。このパネルは、パッケージ種別が「他社ソフトウェア」または「ユーザプログラム、データ」のときだけ表示されます。
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- インストール先のアクセス権/所有者と同じ
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パッケージのリモートインストール先ディレクトリのアクセス権と所有者に合わせて、新しいファイルが作成されます。ただし、パッケージングするディレクトリが、リモートインストール先ディレクトリ下にすでに存在していた場合、そのディレクトリは既存ディレクトリの属性を引き継ぎます。
- JP1/ITDM2の標準値(アクセス権/所有者)と同じ
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JP1/IT Desktop Management 2の標準のアクセス権と所有者が設定されます。設定される値は次のとおりです。
- リモートインストール先がWindows 8.1、Windows 8、Windows 7、Windows Server 2012、Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows XPの場合
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フォルダおよびファイルのアクセス権
Administrators:フルコントロール
SYSTEM:フルコントロール
Everyone:読み取りと実行
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フォルダおよびファイルの所有者:Administrators
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- パッケージング元のアクセス権/所有者と同じ
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パッケージング元のアクセス権と所有者が、インストール先に復元されます。
- 注意事項
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「パッケージング元のアクセス権/所有者と同じ」をインストール先に設定したい場合は、パッケージングするファイルおよびディレクトリの所有者が、Administratorsである必要があります。Windows XPでは、ファイルおよびディレクトリの所有者のデフォルトはログオンユーザです。パッケージングする前に所有者をAdministratorsに変更する必要があるので注意してください。また、Windows Server 2012、Windows Server 2008、およびWindows Server 2003でも、ファイルおよびディレクトリの所有者がAdministratorsであることを確認してからパッケージングしてください。