6.4.1 IDのポリシーを設定する
IDのポリシーは、IDを管理するマネージャから設定できます。IDのポリシーを設定する方法を次に示します。
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[あて先]ウィンドウで、[オプション]−[あて先グループ/IDの自動メンテナンス]を選択する。
[ポリシーの設定]ダイアログボックスが表示されます。
図6‒29 [ポリシーの設定]ダイアログボックス -
[追加]ボタンをクリックする。
既存のポリシーを変更したい場合は、変更したいポリシーを選択して[変更]ボタンをクリックしてください。ポリシーを削除したい場合は、削除したいポリシーを選択して[削除]ボタンをクリックしてください。
[追加]ボタンをクリックすると、[メンテナンス対象の選択]ダイアログボックスが表示されます。
図6‒30 [メンテナンス対象の選択]ダイアログボックス 「IDの自動メンテナンス」を選択してください。
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[次へ]ボタンをクリックする。
[ポリシー種別の選択]ダイアログボックスが表示されます。
図6‒31 [ポリシー種別の選択]ダイアログボックス -
設定したいポリシー種別を選択し、[次へ]ボタンをクリックする。
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表示されたダイアログボックスでポリシーを設定する。
選択した項目ごとに、表示されるダイアログボックスが異なります。各ダイアログボックスでの設定については、次の表に示す(1)または(2)を参照してください。
選択項目
参照先
新規作成ホストによるIDへの登録
資産管理項目によるIDへの登録
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[次へ]ボタンをクリックする。
[ポリシーの確認]ダイアログボックスが表示されます。
図6‒32 [ポリシーの確認]ダイアログボックス ポリシーを設定するIDを確認してください。変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックしてIDを選択し直してください。
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[完了]ボタンをクリックする。
設定されたポリシーが、[ポリシーの設定]ダイアログボックスに表示されます。
図6‒33 [ポリシーの設定]ダイアログボックス
(1) [新規作成ホストによるIDへの登録]ダイアログボックスでの設定
システム構成情報に新規に登録されたホストを自動的にIDに登録します。このポリシーは1つだけ設定できます。
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[参照]ボタンをクリックすると、[ID一覧]ダイアログボックスが表示されます。ポリシーを設定するIDを選択します。
また、IDを新規作成する場合は、[ID一覧]ダイアログボックスの[IDの作成]ボタンをクリックしてください。
(2) [資産管理項目によるIDへの登録]ダイアログボックスでの設定
資産管理項目を基に、コンピュータをIDに登録します。指定できる資産管理項目は次のとおりです。
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データ型が選択型のハードウェア資産情報の追加管理項目
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データ型が選択型または階層型の部署
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データ型が選択型または階層型の設置場所
設定できるポリシー数に上限はありません。
なお、ID自動メンテナンスの実行に掛かる時間は、設定したポリシー数によって異なります。
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[資産管理項目によるIDへの登録]ダイアログボックスでの設定方法を次に示します。
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設定したい[資産管理項目]欄の選択項目を選択して[>]ボタンをクリックする。
選択した選択項目を[条件]欄に追加します。[項目の値]には、選択した選択項目名が259文字まで表示されます。なお、[条件]は10個まで設定できますが、1つのポリシー内で、同じ資産管理項目は複数指定できません。
[条件]欄から選択項目を削除したい場合は、削除したい選択項目を選択して[<]ボタンをクリックしてください。
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[参照]ボタンをクリックする。
[ID一覧]ダイアログボックスが表示されます。ポリシーを設定するIDを選択してください。
また、IDを新規作成する場合は、[ID一覧]ダイアログボックスの[IDの作成]ボタンをクリックしてください。
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[追加]ボタンをクリックする。
「条件」欄で指定したポリシーを「ポリシー一覧」に追加します。
ポリシーを削除したい場合は、削除したいポリシーを選択して[削除]ボタンをクリックしてください。