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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


6.2.1 重複しているコンピュータを自動的に削除する

重複しているホストを検索する条件を設定して、更新日時が古い重複しているコンピュータを自動的に削除する方法を次に示します。

  1. [システム構成]ウィンドウの[オプション]−[システム構成情報の自動メンテナンス]を選択する。

    [システム構成情報のメンテナンス]ダイアログボックスが表示されます。

    図6‒11 [システム構成情報のメンテナンス]ダイアログボックス

    [図データ]

  2. 「自動的に削除する」をチェックして、各項目を設定する。

    ホスト識別子が異なり、かつ、ここで選択した条件に合致するホストを検索します。複数の条件を選択した場合はAND条件で検索します。

    MACアドレスが一致する

    システム構成情報のMACアドレスが一致するホストを検索します。

    IPアドレスが一致する

    システム構成情報のIPアドレスが一致するホストを検索します。

    ホスト名が一致する

    システム構成情報のホスト名が一致するホストを検索します。

    大文字と小文字を区別する

    ホスト名で検索する場合に、大文字と小文字を区別して検索したいときは、チェックボックスをオンにします。

    スケジュール

    システム構成情報の自動削除を開始する時刻と処理時間を指定します。指定した処理時間に達した時点で削除するコンピュータが残っていた場合でも、処理は中断されます。処理を中断したくない場合は、処理時間に「0」を指定してください。なお、処理が中断された場合、次回の処理は中断された時点から再開されます。

  3. 設定が終わったら[OK]ボタンをクリックする。

    システム構成の自動メンテナンスの開始時刻は、設定した翌日から設定の内容が有効になります。したがって、設定した開始時刻が過ぎていない場合でも、システム構成のメンテナンスが実行されるのは、翌日の開始時刻からになります。