5.1.1 システム構成情報の作成方法の種類
ここでは、システム構成情報の作成方法の種類と、作成方法を選択するときの基準について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 作成方法の種類
システム構成情報の作成方法には、次の3種類があります。
- システム構成情報を自動的に作成する
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物理的なネットワーク構成を基にシステム構成情報が自動的に作成され、[システム構成]ウィンドウに反映されます。
管理対象のコンピュータまたは中継システムが増設、削除されたり、ホスト名またはIPアドレスが変更されたりしたとき、その情報が配布管理システムに自動的に通知されるため、配布管理システムではシステム構成情報をメンテナンスする必要がありません。
また、システム構成の自動登録機能によって、システム構成の変更に合わせてIDも自動的に変更されます。システム構成情報とIDの連携については、「5.4 システム構成情報とIDを連携させる運用」を参照してください。
- システム構成情報をファイルに出力して更新する
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システム構成情報をファイルに保存しておくと、システムにトラブルが発生したときなど、システム構成情報を復旧するのに役立ちます。
- システム構成情報を[システム構成]ウィンドウで作成する
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リモートインストールマネージャのGUI上で、管理対象のコンピュータや中継システムのホスト名またはIPアドレスを1つずつ定義します。