2.17.2 セットアップ時の注意事項（Linuxの場合）
SNMPエージェントをセットアップする場合の，Linux固有の注意事項について説明します。OS共通の注意事項については，「2.17 セットアップ時の注意事項」を参照してください。
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SNMP受信ポート番号のデフォルト値に関する注意事項
SNMPエージェントはSNMP受信ポート番号のデフォルト値を161/udpではなく22161/udpにしています。これに合わせて，マネージャーのリモートポートの設定を変更してください。マネージャーのSNMPの設定については，マネージャーのドキュメントを参照してください。
- SNMP受信ポート番号のデフォルト値の変更理由
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LinuxのネイティブエージェントのSNMP受信ポート番号が161/udpから別の番号に変更するにはOS全体のセキュリティレベルを下げる必要があります。しかし，OS全体のセキュリティレベルは下げられないためLinuxのネイティブエージェントのSNMP受信ポート番号は161/udpのままで使用します。そこでSNMPエージェントがSNMP受信ポート番号を161/udpを使用するとポート番号の二重使用になるため，ポート番号が取得できません。したがってSNMPエージェントのSNMP受信ポート番号を22161/udpにしています。