7.3.5 グループ定義ファイル
グループ定義ファイルには,監視対象サーバ名,リソースID,または監視アプリケーション名をグルーピングする場合の情報を定義します。グルーピングすると,同じ収集条件や同じ監視条件で複数台のサーバを監視できます。プロセス監視ではサーバグループ単位に監視開始時刻をオフセットできます。
(1) 書式
グループ定義ファイルには,グループ名に続いて監視対象サーバ名,リソースID,または監視アプリケーション名をメンバー名として記述します。グループ名の後ろには「;(セミコロン)」を記述します。グループ定義ファイルには,複数のグループを定義できます。グループ定義ファイルを作成する場合の注意事項を次に示します。
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文はすべて行頭から記述してください。
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グループ名は20バイト以内で記述してください。
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グループ名およびメンバー名には,空白,タブ,および復帰改行は記述できません。
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グループ名に「;(セミコロン)」は記述できません。
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メンバー名の書式は,コマンドのオプションに指定する場合の書式に従ってください。ただし,複数メンバー名を指定する場合「,(コンマ)」で区切った記述はできません。
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同じグループ名がある場合は,先に記述されているグループの定義を有効とし,以降に記述されているグループの定義は無視します。また,一つのグループ内に同じメンバー名がある場合も,先に記述されているメンバー名を有効とし,以降に記述されているメンバー名は無視します。
(2) 定義例
グループ定義ファイルの定義例を次に示します。