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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


7.8.7 パターンやフォルダの情報を移行する

機能ツリー表示領域にあるパターンやフォルダの情報をエクスポートとインポートによって移行する手順について,次に示します。なお,エクスポートの対象となるのは,ユーザ作成のパターンとフォルダだけです。

  1. 移行元サーバのパターン表示編集画面で[エクスポート]ボタンをクリックする。

    ファイルをダウンロードするダイアログが表示されます。

    ユーザ作成のパターンやフォルダが存在しない場合,[エクスポート]ボタンは選択できません。

  2. [保存]ボタンをクリックする。

    エクスポートした情報が,パターン情報ファイルに出力されます。パターン情報ファイルの詳細については「13.8 パターン情報ファイル」を参照してください。

  3. 移行先サーバのパターン表示編集画面で[インポート]ボタンをクリックする。

    [インポート]画面が表示されます。[インポート]画面については「11.10 パターン表示編集画面」を参照してください。

  4. [上書きしない]または[上書きする]ラジオボタンを選択する。

    インポートする情報と機能ツリー表示領域の情報とで,同一名称のパターンやフォルダが存在する場合に,上書きするかどうかを指定します。

  5. 「インポートファイル」にパターン情報ファイルを指定する。

    インポートしたいパターン情報ファイルをフルパスで入力します。[参照]ボタンをクリックすると,ファイルを参照するダイアログからファイル名を指定できます。

  6. [OK]ボタンをクリックする。

    インポート処理が実行され,移行先サーバのパターン表示編集画面に反映されます。なお,[上書きしない]ラジオボタンを選択している場合で,同一名称のパターンやフォルダが存在するときは,インポート処理は実行されません。

インポート処理によって既存のユーザ作成の集計パターンが更新された場合は,統計パターンも更新されるため,統計情報を生成し直してください。