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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


11.10 パターン表示編集画面

パターン表示編集画面は,機能ツリーを編集するとき,またはユーザ作成のフォルダやパターンの情報をエクスポートしたり,インポートしたりするときに使用します。また,監査ログ管理画面のプレビューとしても使用できます。パターン表示編集画面の各部の名称と使い方を説明します。

図11‒12 パターン表示編集画面の名称

[図データ]

機能ツリー表示領域

表示・非表示選択チェックボックスがチェックされているツリー項目を表示します。パターン表示編集画面のツリー項目は,監査ログ管理画面のツリー項目と表示順序が異なる場合があります。

ツリー項目表示選択領域

機能ツリーの項目を順に表示します。パターンやフォルダの表示・非表示を設定します。

表示・非表示選択チェックボックス

ツリー項目の表示・非表示を設定します。

  • チェックボックスがチェックされている場合

    パターンやフォルダを表示します。デフォルトでは,すべてのチェックボックスがチェックされています。

  • チェックボックスのチェックが外されている場合

    パターンやフォルダを非表示にします。フォルダのチェックが外されている場合,フォルダの下の項目すべてを非表示にします。

[更新]ボタン

編集した内容を監査ログ管理画面の機能ツリーに反映してパターン表示編集画面を閉じます。

[インポート]ボタン

次の図に示す[インポート]画面を表示します。

図11‒13 [インポート]画面

[図データ]

インポートする情報と機能ツリー表示領域の情報とで,同一名称のパターンやフォルダが存在する場合に,上書きするかどうかを指定します。[上書きしない]または[上書きする]ラジオボタンを選択してください。デフォルトでは,[上書きしない]ラジオボタンが指定されています。

また,「インポートファイル」にインポートしたいパターン情報ファイルを指定します。[OK]ボタンをクリックすると,指定したパターン情報ファイルの情報がパターン表示編集画面に反映されます。

[エクスポート]ボタン

ファイルをダウンロードするダイアログが表示されます。[保存]ボタンをクリックすると,パターン情報ファイルが保存されます。パターン情報ファイルの詳細については「13.8 パターン情報ファイル」を参照してください。

[閉じる]ボタン

編集した内容を破棄してパターン表示編集画面を閉じます。

[フォルダの作成]ボタン

次の図に示す[フォルダの作成]画面を表示します。

図11‒14 [フォルダの作成]画面

[図データ]

作成するフォルダの名称を指定します。[OK]ボタンをクリックすると,選択したツリー項目の直下にフォルダを作成し,パターン表示編集画面に表示が反映されます。

フォルダの名称を指定する際の注意事項を次に示します。

  • 作成先の業務メニュー内にすでに存在するパターンまたはフォルダと同じ名称は,指定できません。

  • 64バイト以内の文字列で入力できます。

  • 名称の先頭に「@」は使用できません。

  • 名称中に「\」は使用できません。

  • フォルダは10階層まで作成できます。

  • 最上位の「ユーザ作成のフォルダ」配下には,ツリー項目を4,096個まで作成できます。

[名前の変更]ボタン

次の図に示す[名前の変更]画面を表示します。

図11‒15 [名前の変更]画面

[図データ]

変更後のパターン名やフォルダ名を指定します。デフォルトでは,選択したツリー項目の名称が入力されています。[OK]ボタンをクリックすると,パターン名またはフォルダ名が変更され,パターン表示編集画面に表示が反映されます。

パターン名やフォルダ名を指定する際の注意事項を次に示します。

  • 同じ業務メニュー内にすでに存在するパターンまたはフォルダと同じ名称は,指定できません。

  • 64バイト以内の文字列で入力してください。

  • 名称の先頭に「@」は指定できません。

  • (フォルダ名の場合)名称中に「\」は使用できません。

[移動]ボタン

次の図に示す[移動]画面を表示します。

図11‒16 [移動]画面

[図データ]

移動先のフォルダを選択します。なお,[移動]画面を表示した時点では,[パターン名]または[フォルダ名]の値は非活性になっています。[OK]ボタンをクリックすると,パターンまたはフォルダが指定先に移動され,パターン表示編集画面に表示が反映されます。

移動先の業務メニュー内に,同じ名称のパターンまたはフォルダが存在する場合だけ,[OK]ボタンをクリックしたあとに警告ダイアログが表示され,[パターン名]または[フォルダ名]に値の入力ができるようになります。

値を入力する際の注意事項を次に示します。

  • 同じ業務メニュー内にすでに存在するパターンまたはフォルダと同じ名称は,指定できません。

  • 64バイト以内の文字列で入力してください。

  • 名称の先頭に「@」は指定できません。

  • フォルダは10階層まで作成できます。

  • 最上位の「ユーザ作成のフォルダ」配下には,ツリー項目を4,096個まで作成できます。

  • (フォルダ名の場合)名称中に「\」は使用できません。

[コピー]ボタン

次の図に示す[コピー]画面を表示します。

図11‒17 [コピー]画面

[図データ]

コピー先のフォルダを選択します。なお,[コピー]画面を表示した時点では,[パターン名]または[フォルダ名]の値は非活性になっています。[OK]ボタンをクリックすると,パターンまたはフォルダが指定先にコピーされ,パターン表示編集画面に表示が反映されます。

コピー先の業務メニュー内に,同じ名称のパターンまたはフォルダが存在する場合だけ,[OK]ボタンをクリックしたあとに警告ダイアログが表示され,[パターン名]または[フォルダ名]に値の入力ができるようになります。

値を入力する際の注意事項を次に示します。

  • 同じ業務メニュー内にすでに存在するパターンまたはフォルダと同じ名称は,指定できません。

  • 64バイト以内の文字列で入力してください。

  • 名称の先頭に「@」は指定できません。

  • フォルダは10階層まで作成できます。

  • 最上位の「ユーザ作成のフォルダ」配下には,ツリー項目を4,096個まで作成できます。

  • (フォルダ名の場合)名称中に「\」は使用できません。

[削除]ボタン

選択したツリー項目を削除します。フォルダを選択した場合,フォルダの下の項目すべてが削除対象になります。集計パターンを削除すると,連動して統計パターンも削除されます。