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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


7.8.4 パターンやフォルダをコピーする

パターンやフォルダをコピーする手順を次に示します。

注意事項

検索パターンまたは[監査ログ検索]業務メニューのフォルダを[監査ログ集計]業務メニュー配下にコピーすると,連動して統計パターンが作成されます。

  1. コピーしたいツリー項目を選択する。

    フォルダを選択した場合,フォルダ配下のツリー項目すべてがコピー対象になります。

  2. [コピー]ボタンをクリックする。

    [コピー]画面が表示されます。[コピー]画面については「11.10 パターン表示編集画面」を参照してください。なお,[コピー]画面の機能ツリーには,コピー先として指定できるツリー項目だけが表示されます。

  3. [OK]ボタンをクリックする。

    パターンまたはフォルダが指定先にコピーされ,パターン表示編集画面に表示が反映されます。

    指定先に同じ名称のパターンまたはフォルダが存在した場合

    [OK]ボタンをクリックしたあとに警告ダイアログが表示され,[パターン名]または[フォルダ名]に値の入力ができるようになります。

    フォルダ名を入力する際は,操作対象のフォルダ名だけを変更できます。操作対象のフォルダ配下のツリー項目は名称を変更できません。

    パターン名やフォルダ名を入力してから,再度[OK]ボタンをクリックしてください。

  4. [更新]ボタンをクリックする。

    パターン表示編集画面で[更新]ボタンをクリックすると,編集した内容が監査ログ管理画面の機能ツリーに反映されます。

パターンまたはフォルダのコピー先は,コピー先のツリー項目および業務メニューの種類によって指定できるかどうかが異なります。コピー先のツリー項目および業務メニューの種類ごとに,コピー先として指定できるかどうかについて次の表に示します。

表7‒27 パターンまたはフォルダのコピー先の指定可否

項番

コピー先のツリー項目

コピー先の業務メニューの種類

コピー元の業務メニューの種類

監査ログ検索

監査ログ集計

1

ルート

なし

2

業務メニュー※1

監査ログ検索

3

監査ログ集計

※2

4

ユーザ作成の

フォルダ

監査ログ検索

5

監査ログ集計

※2

6

テンプレート※3

監査ログ検索

7

監査ログ集計

(凡例)

○:コピーできる

−:コピーできない

コピー先の業務メニュー内に同じ名称のパターンまたはフォルダが存在するときは,コピー元のフォルダまたはパターンの名称を変更してください。

注※1

業務メニューのうち[監査ログ検索]および[監査ログ集計]を示します。

注※2

集計単位や集計観点にはデフォルト値が設定されます。集計単位および集計観点のデフォルト値を次に示します。

・集計単位のデフォルト値:発生場所

・集計観点のデフォルト値:監査事象種別

注※3

「テンプレートのフォルダ」および「テンプレートのプログラムフォルダ」を示します。