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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド


3.2 使用するフォルダを変更する手順

管理用サーバ、データベースサーバ、またはサイトサーバで使用するフォルダを変更できます。データベースに使用するディスク容量が不足した場合は、十分な空き容量があるディスクにデータベースのフォルダを変更してください。

マルチサーバ構成システムで使用するフォルダを変更するには、データベースサーバで次の手順を実行してください。そのあとで、管理用サーバで[設定変更]を選択してセットアップを再実行してください。管理用サーバのセットアップの設定内容は変更不要です。

注意事項

コンピュータがWindows 8の場合、フォルダの設定時に次のフォルダは指定しないでください。

  • システムドライブ:¥program files¥WindowsApps配下のフォルダ

  • 仮想プロビジョニングによって作成した記憶域のフォルダ

使用するフォルダを変更するには:

  1. Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンします。

  2. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management - Manager]−[ツール]−[セットアップ]、または[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management - Remote Site Server]−[セットアップ]を選択します。

  3. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [フォルダの設定]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. 必要に応じてフォルダを変更します。

  7. [セットアップの確認]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

データベースフォルダについては、変更前のフォルダからデータベースが削除され、変更後のフォルダにデータベースが作成されます。データベース内のデータは、変更前の状態で引き継がれます。

データフォルダのデータは、変更後のフォルダに移動されます。 操作ログのデータフォルダのうち、変更前のフォルダとそのフォルダに格納されたデータはそのまま残ります。変更後のフォルダには、フォルダを変更したあとに取得される操作ログのデータが格納されます。