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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド


3.1 データベースへの接続設定を変更する手順

JP1/IT Desktop Managementと接続するデータベースサーバのIPアドレスを設定します。

マルチサーバ構成システムでデータベースサーバのIPアドレスを設定するには、データベースサーバで次の手順を実行してください。そのあとで、管理用サーバで[設定変更]を選択してセットアップを再実行してください。管理用サーバのセットアップの設定内容は変更不要です。

データベース接続アドレスを設定するには:

  1. 管理用サーバのサービスを停止します。

    Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[サービス]を選択してください。表示されるダイアログで、サービス名を右クリックして[停止]を選択すると、サービスを停止できます。停止するサービスを次に示します。

    ・JP1_ITDM_Agent Control

    ・JP1_ITDM_Service

    ・JP1_ITDM_Web Container

    ・JP1_ITDM_Web Server

  2. Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンします。

  3. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  4. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  6. [サーバ構成の設定]画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  7. [クラスタ環境設定]画面で、クラスタ構成で運用しない設定にして、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. [データベースへの接続設定]画面で、データベースサーバのIPアドレスを入力して、[次へ]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  9. [セットアップの確認]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  10. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

    セットアップが開始され、処理中を示すダイアログが表示されます。セットアップが終了する と、[セットアップを終了します]画面が表示されます。

    サービスの停止が必要な場合は、サービスの停止を確認するダイアログが表示されます。[OK] ボタンをクリックしてサービスを停止してください。

  11. [セットアップを終了します]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

JP1/IT Desktop Managementと接続するデータベースサーバのIPアドレスが変更されます。