2.4.3 マルチサーバ構成システムの管理用サーバをセットアップする手順
マルチサーバ構成システムの管理用サーバを構築するには、JP1/IT Desktop Management - Managerをカスタムインストールでインストールした直後に、セットアップで管理用サーバ用の設定をします。
管理用サーバをセットアップする前には、データベースサーバが構築されている必要があります。また、データベースサーバのセットアップで、[データフォルダ]に指定したフォルダを、管理用サーバからアクセスできる共有フォルダにしておく必要があります。
- 注意事項
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コンピュータがWindows 8の場合、フォルダの設定時に次のフォルダは指定しないでください。
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システムドライブ:¥program files¥WindowsApps配下のフォルダ
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仮想プロビジョニングによって作成した記憶域のフォルダ
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管理用サーバをセットアップするには:
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Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。
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セットアップ画面で、[次へ]ボタンをクリックします。
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[セットアップの選択]画面で、セットアップの種類を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
インストール後の初回セットアップ時には、この画面は表示されません。
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[サーバ構成の設定]画面で、[マルチサーバ構成]および[管理用サーバ]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
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[クラスタ環境]画面で、クラスタ環境を使用するかどうかを設定して[次へ]ボタンをクリックします。
クラスタ環境を使用する場合に[待機系]を選択したときは、手順6.および手順7.は実行されません。手順8.に進んでください。
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[フォルダの設定]画面で、JP1/IT Desktop Managementが使用するデータフォルダを指定して[次へ]ボタンをクリックします。
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[共有フォルダの設定]画面で、データベースサーバと共有するフォルダを指定して[次へ]ボタンをクリックします。
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[セットアップの確認]画面で、セットアップ内容に問題がないことを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
セットアップが実行されます。セットアップ内容に問題がある場合は、[戻る]ボタンをクリックして設定を修正してください。
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セットアップの完了を示す画面で、[OK]ボタンをクリックします。
セットアップが完了し、設定した内容で管理用サーバが動作するようになります。
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