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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド


付録A.5 性能と見積もり

ここでは、製品の各システム構成要素のメモリ所要量、ディスク占有量、および前提となるCPUについて説明します。

関連リンク

〈この項の構成〉

(1) メモリ所要量

製品の各システム構成要素のメモリ所要量について示します。

管理用サーバ

シングルサーバ構成システムの場合

項目

動作環境

メモリ使用量

OSが32ビットの場合

6,041.4メガバイト

OSが64ビットの場合

23,934.6メガバイト

搭載メモリ

実装メモリとして次の合計値以上が必要です。

  • OSごとの推奨メモリ

  • メモリ使用量×0.5を8の倍数で切り上げた値

マルチサーバ構成システムの場合

項目

動作環境

メモリ使用量

8,433.0メガバイト

搭載メモリ

16.0ギガバイト以上

データベースサーバ

項目

動作環境

メモリ使用量

17,203.6メガバイト

搭載メモリ

16.0ギガバイト以上

操作画面を表示するコンピュータ

項目

動作環境

メモリ使用量

JP1/IT Desktop Managementによるメモリの使用量はありません。

搭載メモリ

2.0ギガバイト以上

リモートコントロールのコントローラをインストールする管理者のコンピュータ

項目

動作環境

メモリ使用量

次の値の合計値です。

  • 基本機能(リモートコントロール):(10×接続数)メガバイト

  • ファイル転送機能:4メガバイト

  • チャットサーバ機能:(4 + (0.2×接続数))メガバイト

  • チャットクライアント機能:(4+(0.4×接続数))メガバイト

搭載メモリ

実装メモリとして次の合計値以上が必要です。

  • OSごとの推奨メモリ

  • メモリ使用量×0.5を8の倍数で切り上げた値

管理対象のコンピュータ

項目

動作環境

メモリ使用量

エージェント導入済みのコンピュータの場合

次の値の合計値です。

  • 基本機能(機器情報の収集、配布、リモートコントロール)(常に常駐):40メガバイト

  • 操作ログ機能(機能が有効の場合に常駐):OSが32ビットの場合は34メガバイト、OSが64ビットの場合は43メガバイト

  • ネットワークモニタ機能(機能が有効の場合に常駐): 2メガバイト+(10×監視対象のネットワークセグメント数)メガバイト

  • サイトサーバ機能(機能が有効の場合に常駐):2,316メガバイト

エージェントレスのコンピュータの場合

22メガバイト

搭載メモリ

実装メモリとして次の合計値以上が必要です。

  • OSごとの推奨メモリ

  • メモリ使用量×0.5を8の倍数で切り上げた値

(2) ディスク占有量

製品の各システム構成要素のディスク占有量について示します。

管理用サーバ

シングルサーバ構成システムの場合

項目

動作環境

インストールドライブ(本体容量)

2.4ギガバイト以上

データベース格納フォルダのドライブ(データベース容量)

次の値の合計値以上です。

  • 基本機能:20ギガバイト

  • 操作ログ機能:運用を考慮したデータ容量※1

  • 変更履歴機能:運用を考慮したデータ容量※2

データフォルダが格納されるドライブ

次の値の合計値以上です。

  • 基本機能:320メガバイト

  • すべての配布パッケージ容量の合計

  • ハードウェア資産、契約、ライセンスの添付ファイル容量の合計

操作ログの保管先フォルダのドライブ

運用を考慮したデータ容量※3の見積もりが必要です。

変更履歴の出力先フォルダのドライブ

運用を考慮したデータ容量※4の見積もりが必要です。

注1 簡単インストールで新規インストールした場合、35ギガバイト以上のディスクが必要です。

注2 カスタムインストールで新規インストールした場合、13ギガバイト以上のディスクが必要です。

注※1 操作ログのデータベースに必要なデータ容量については、「4.5.6 操作ログのデータベースに必要なディスク容量の目安」を参照してください。

注※2 変更履歴のデータベースに必要なデータ容量については、「4.5.8 変更履歴のデータベースに必要なディスク容量の目安」を参照してください。

注※3 操作ログの保管先フォルダに必要なデータ容量については、「4.5.5 操作ログのバックアップに必要なディスク容量の目安」を参照してください。

注※4 変更履歴の出力先フォルダに必要なデータ容量については、「4.5.7 保存用の変更履歴の出力に必要なディスク容量の目安」を参照してください。

配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量

データフォルダが格納されるドライブ

システムドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量

自動アップデートでコンポーネントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブ

500メガバイト

データフォルダが格納されるドライブ

システムドライブ

マルチサーバ構成システムの場合

項目

動作環境

インストールドライブ(本体容量)

2.4ギガバイト以上

データフォルダが格納されるドライブ

次の値の合計値以上です。

  • 基本機能:320メガバイト

  • すべての配布パッケージ容量の合計

注 カスタムインストールで新規インストールした場合、13ギガバイト以上のディスクが必要です。

配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

JP1/IT Desktop Management- Managerがインストールされているドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量

データフォルダが格納されるドライブ

システムドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量

自動アップデートでコンポーネントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

JP1/IT Desktop Management- Managerがインストールされているドライブ

500メガバイト

データフォルダが格納されるドライブ

システムドライブ

データベースサーバ

項目

動作環境

インストールドライブ(本体容量)

17.4ギガバイト以上

データベース格納フォルダのドライブ(データベース容量)

次の値の合計値以上です。

  • 基本機能:100ギガバイト

  • 変更履歴機能:運用を考慮したデータ容量※1

データフォルダが格納されるドライブ

次の値の合計値以上です。

  • 基本機能:320メガバイト

  • すべての配布パッケージ容量の合計

  • ハードウェア資産、契約、ライセンスの添付ファイル容量の合計

変更履歴の出力先フォルダのドライブ

運用を考慮したデータ容量※2の見積もりが必要です。

注 カスタムインストールで新規インストールした場合、13ギガバイト以上のディスクが必要です。

注※1 変更履歴のデータベースに必要なデータ容量については、「4.5.8 変更履歴のデータベースに必要なディスク容量の目安」を参照してください。

注※2 変更履歴の出力先フォルダに必要なデータ容量については、「4.5.7 保存用の変更履歴の出力に必要なディスク容量の目安」を参照してください。

配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量

データフォルダが格納されるドライブ

システムドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量

自動アップデートでコンポーネントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブ

500メガバイト

データフォルダが格納されるドライブ

システムドライブ

操作画面を表示するコンピュータ

JP1/IT Desktop Managementによるディスクの占有量はありません。

リモートコントロールのコントローラをインストールする管理者のコンピュータ

項目

動作環境

インストールドライブ(本体容量)

20メガバイト以上

管理対象のコンピュータ

項目

動作環境

インストールドライブ(本体容量)

エージェントレス運用時

JP1/IT Desktop Managementによるディスクの占有量はありません。

エージェント運用時

次の値の合計値以上です。

  • 基本機能(インベントリ収集、配布、リモートコントロール):20メガバイト

  • 操作ログ機能:120メガバイト

  • ネットワークモニタ機能:2メガバイト+(55×監視対象のネットワークセグメント数)メガバイト

  • サイトサーバ機能:1,230メガバイト

データベース格納フォルダのドライブ(データ容量)

  • サイトサーバ機能:4ギガバイト以上

操作ログを格納する場合、運用を考慮したデータ容量※1の見積もりが必要です。

データフォルダが格納されるドライブ

  • サイトサーバ機能:すべての配布パッケージ容量の合計

操作ログ格納フォルダのドライブ(データ容量)

  • サイトサーバ機能:運用を考慮したデータ容量※2

注※1 操作ログのデータベースに必要なデータ容量については、「4.5.6 操作ログのデータベースに必要なディスク容量の目安」を参照してください。

注※2 操作ログ格納フォルダに必要なデータ容量については、「4.5.9 推奨ディスク容量の目安」を参照してください。

自動アップデートでサイトサーバプログラムをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

サイトサーバプログラムがインストールされているドライブ

200メガバイト

データフォルダが格納されるドライブ

システムドライブ

配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

エージェントがインストールされているドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量

エージェントがインストールされているコンピュータのシステムドライブ

パッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量

自動アップデートでエージェントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

エージェントがインストールされているドライブ

50メガバイト

エージェントがインストールされているコンピュータのシステムドライブ

自動アップデートでネットワークモニタエージェントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目

動作環境

エージェントがインストールされているドライブ

20メガバイト

エージェントがインストールされているコンピュータのシステムドライブ

エージェントレスのコンピュータがWindowsの管理共有の認証を利用する場合、各機能を実行するために、実行プログラムが送信されます。実行プログラムを格納するために、2.5メガバイト以上の空き容量が必要です。

関連リンク

(3) 前提となるCPU

製品の各システム構成要素の前提となるCPUについて示します。

管理用サーバ

シングルサーバ構成システムの場合

マルチサーバ構成システムの場合

データベースサーバ

操作画面を表示するコンピュータ

リモートコントロールのコントローラをインストールする管理者のコンピュータ

コンピュータのOS

動作環境

Windows 8

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2012

1.4ギガヘルツ以上の、64 ビットプロセッサ

Windows 7

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2008

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは1.4ギガヘルツ以上の64ビットプロセッサ

Windows Vista

800メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2003

133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows XP

300メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサ

管理対象のコンピュータ

エージェントレスのコンピュータ

CPUの制限はありません。

エージェントを導入するコンピュータ

コンピュータのOS

動作環境

Windows 8

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2012

1.4ギガヘルツ以上の、64 ビットプロセッサ

Windows 7

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2008

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは1.4ギガヘルツ以上の64ビットプロセッサ

Windows Vista

800メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2003

133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows XP

300メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサ

Windows 2000

133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサ

ネットワークモニタを有効にするコンピュータ

コンピュータのOS

動作環境

Windows 8

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2012

1.4ギガヘルツ以上の、64ビットプロセッサ

Windows 7

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

Windows Server 2008

1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは1.4ギガヘルツ以上の64ビットプロセッサ

Windows Server 2003

133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

サイトサーバプログラムをインストールするコンピュータ