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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド


4.5.9 推奨ディスク容量の目安

JP1/IT Desktop Managementで管理するすべてのデータ(操作ログを含む)の推奨ディスク容量の目安を次の表に示します。推奨ディスク容量の目安は、取得する操作ログの種類によって異なります。

すべての操作を取得対象とする場合(管理用サーバ)

管理対象の機器(台)

推奨ディスク容量(ギガバイト)

1年

2年

3年

4年

5年

100

97

126

155

184

214

500

267

412

556

701

846

1,000

478

768

1,058

1,347

1,638

2,000

901

1,474

2,063

2,640

3,223

3,000

1,322

2,192

3,066

3,931

4,806

注※ 操作ログの保管期間です。1年当たり365日分のデータ量として計算しています。

情報漏えいに係わりの深い操作だけを取得対象とする場合(管理用サーバ)

管理対象の機器(台)

推奨ディスク容量(ギガバイト)※1

1年※2

2年※2

3年※2

4年※2

5年※2

100

70

71

72

74

76

500

129

135

142

148

155

1,000

201

215

228

241

255

2,000

346

376

401

428

456

3,000

489

535

572

613

655

注※1 想定環境に従って、1日当たりに発生するデータ量に変化がなく、毎日継続してデータが蓄積された場合を想定した値です。

注※2 操作ログの保管期間です。1年当たり365日分のデータ量として計算しています。

推奨ディスク容量を算出する際の想定環境を次の表に示します。

項目

想定環境

機器

  • 部署や設置場所などのグループが100種類作成されている。

  • 除外対象の機器は、管理対象の機器の15%の台数がある。

  • 管理対象の機器1台当たり、インストールされているソフトウェア(インストールソフトウェア)が300個ある。

  • 管理対象の機器1台当たり、適用されている更新プログラムが300個ある。

  • 管理対象の機器1台当たり、適用されていない更新プログラムが100個ある。

操作ログ

  • 情報漏えいに係わりの深い操作だけを取得対象にする場合、操作ログは1 台当たり120 件取得される。

  • すべての操作を取得対象にする場合、操作ログは1 台当たり2,700 件取得される。

  • 過去の操作ログを閲覧するための「操作ログの最大取り込み期間」に、30日が指定されている。

資産

  • ハードウェア資産情報(USBデバイスを除く)は、管理対象の機器の台数の2倍の件数が登録されている。

  • ハードウェア資産情報(USBデバイス)は、100件登録されている。

  • 管理ソフトウェア情報は、500件登録されている。

  • ソフトウェアライセンス情報は、100件登録されている。

  • 契約情報は、100件登録されている。

なお、各資産情報には、サイズの大きいファイルが多数登録されていないことを仮定しています。サイズの大きいファイルを多数登録して管理する場合は、上の2つの表に記載した値とは別に十分な容量を確保してください。

配布

パッケージは、10ギガバイト分が登録されている。

イベント

管理対象の機器1台当たり、1日に250件発生する。

サイトサーバですべての操作ログを収集する場合

サイトサーバに接続する機器(台)

推奨ディスク容量(ギガバイト)

1年

2年

3年

4年

5年

100

33

63

92

123

153

500

153

300

447

596

744

1,000

300

595

892

1,188

1,483

注 1台につき1日当たり2,700件の操作ログが発生すると想定した場合の値です。

サイトサーバで情報漏えいに係わりの深い操作ログだけを収集する場合

サイトサーバに接続する機器(台)

推奨ディスク容量(ギガバイト)

1年

2年

3年

4年

5年

100

6

7

10

11

12

500

12

20

27

35

43

1,000

20

35

51

66

82

注 1台につき1日当たり2,700件の操作ログが発生すると想定した場合の値です。

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