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JP1 Version 10 JP1/Data Highway - Server 管理者ガイド


3.3.3 メール記載URLからファイルを受信する

メール記載URLからファイルを受信する手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) システムに登録済みのユーザがファイルを受信する

システムに登録済みのユーザが,配送メールに記載されたURLからファイルを受信する手順について説明します。

  1. 配送メールに記載されている受け取りURLにアクセスします。

    [データ受信認証]画面が表示されます。

  2. JP1/DH - Serverにログインします。

    ログインの詳細については「3.2基本操作」を参照してください。

  3. ログインすると[受信データ開封]画面が表示されます。

  4. [開封]ボタンをクリックします。

    [受信アイテム]画面が表示されます。

    [図データ]

  5. [ダウンロード]ボタンをクリックします。

    [ダウンローダ]画面が表示されます。

    [図データ]

  6. [保存]ボタンをクリックして,ファイルの保存先を選択します。

    保存先にローカルフォルダ以外のフォルダを指定する場合は,[ローカルに受信してからコピーする]チェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択すると,選択したファイル/フォルダをダウンロードする時間を短縮できる可能性があります。

    [図データ]

    [図データ]
    • [ローカルに受信してからコピーする]チェックボックスを選択するときは,対象のファイルやフォルダをローカル環境に受信するための空き容量が必要です。事前に,環境変数TEMPで指定されているフォルダ内の空き容量が充分かを確認してください。空き容量が不足している場合は,エラーとなります。環境変数TEMPには実在するフォルダが指定されている必要があります。なお,環境変数TEMPの場所はご使用のマシンの[システムのプロパティ]で確認できます。

    • ダウンロード中にタイムアウトした場合は,ダウンロードに失敗します。保存先にローカルフォルダ以外を指定していた場合は,保存先にローカルフォルダを指定してダウンロードを実行してください。

    • [ローカルに受信してからコピーする]チェックボックスを選択した場合,ローカルに受信する時間も含めた時間が監査ログ(received-time)に記録されます。

  7. [ダウンロード完了!!]ダイアログが表示されます。

    ダウンロード時間には,ダウンロードに掛かった時間が表示されます。

  8. [OK]ボタンをクリックします。

    ダウンロードが完了します。

(2) システムに未登録のユーザが受信する

システムに未登録のユーザが,配送メールに記載されたURLにアクセスすると,[受信データ開封]画面が表示されます。

この場合は,あらかじめ送信者から連絡された開封パスワードを入力してから[開封]ボタンをクリックすると,ファイルを受信できます。

[図データ]