JP1/Script(Windows(R)用)
- 機能
- フォルダ,またはファイルの属性が指定された属性かどうかをチェックし,結果を真(True)か偽(False)で返します。
- 形式
IsFileAttribute ( PathName , Attribute )
IsFileAttr ( PathName , Attribute )
- 指定項目
- PathName
- チェックするフォルダ,またはファイルのフルパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- Attribute
- チェックする属性を指定します。
- この値は次のどれかになります。
値 |
意味 |
ATTR_READONLY |
読み込み専用ファイル |
ATTR_HIDDEN |
隠しファイル |
ATTR_ARCHIVE |
アーカイブファイル |
ATTR_SUBDIR |
サブディレクトリ |
ATTR_SYSTEM |
システムファイル |
ATTR_TEMPORARY |
一時ファイル |
ATTR_COMPRESSED (05-20以降) |
圧縮ファイル |
- 説明
- 指定されたフォルダ,またはファイルが指定された属性かどうかをチェックし,結果をコマンドの実行結果として返します。指定された属性の場合は真(True)を,それ以外の場合は偽(False)を返します。
- フォルダ,またはファイルの属性を設定するには,SetFileAttributeコマンドを,フォルダ,またはファイルの複数の属性を取得するには,GetFileAttributeコマンドを使用します。
- 補足
- Windows Vista以降のOSで,環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ,フォルダ下のフォルダ,またはフォルダ下のファイルを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.3 コマンドの動作」を参照してください。
- 例
' ファイルが一時ファイル属性ならば削除する。
Dim file1
file1 = "C:\TEMP\loging.tmp"
If IsFileAttribute ( file1 ,ATTR_TEMPORARY ) = True Then
DeleteFile ( file1 )
End
- 対象バージョン
- JP1/Script 01-00以降
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