JP1/Script(Windows(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

8.9.6 IsExistFileファイルが存在するかどうかを調べる

機能
ファイルが存在するかどうかをチェックし,結果を真(True)か偽(False)で返します。
形式
IsExistFile ( FilePath )
指定項目
FilePath
チェックするファイルのフルパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。
説明
指定されたファイルが存在するかどうかをチェックし,結果をコマンドの実行結果として返します。存在する場合は真(True)を,それ以外の場合は偽(False)を返します。
補足
Windows Vista以降のOSで,環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ下のファイルを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.3 コマンドの動作」を参照してください。
チェックするファイルのファイルパスとして存在するフォルダ名を指定した場合,コマンドの実行結果は真(True)を返します。
また,チェックするファイルのファイルパスとして存在するフォルダに読み取りのアクセス許可がない場合でも,ファイルが存在すれば,コマンドの実行結果は真(True)を返します。
path1 = _BIN_+"SCRIPT\Loging.txt"
If  IsExistFile ( path1 ) = True  Then
  Copy ( path1 ,_TEMP_+"ScpLog.txt" )
  If  _COPY_RTN_ <> Skip  Then
    DeleteFile ( path1 )
  End
End
対象バージョン
JP1/Script 01-00以降