JP1/Script(Windows(R)用)

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8.5.3 TextFileReplaceテキストファイルの文字列を置き換える

機能
テキストファイルの中の特定の文字列を置き換えます。
形式
TextFileReplace ( FileName , OldText , NewText 〔, ReplaceCntBuff〕 )
指定項目
FileName
テキストファイル名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
ファイル名の拡張子が省略された場合,自動的に拡張子(.TXT)を付加します。ただし,ファイル名の末尾が拡張子のピリオド( . )である場合,JP1/Script 06-00以降では,拡張子のないファイル名とみなします。
OldText
変更前文字列を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
NewText
変更後文字列を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
ReplaceCntBuff 06-00以降)
置き換えた文字列の数を受け取る変数名を指定します。必要がない場合は省略します。
説明
指定された変更前文字列をテキストファイルから検索し,別の文字列に置き換えます。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
ラージファイルには,使用できません。ファイル分割(SplitFile)から,使用してください。
補足
Windows Vista以降のOSで,環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ下のファイルを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.3 コマンドの動作」を参照してください。
注意
変換前文字列に改行コードを指定してもファイル中の改行コードは変換後文字列に変換されません。
ABC.TXTファイルに対して,次のTextFileReplaceコマンドを実行する。
TextFileReplace ( _BIN_+"ABC.TXT" ,"テスト" ,"test" )
[実行前のABC.TXTファイルの内容]
**********
**テスト**
**********
[実行後のABC.TXTファイルの内容]
**********
**test**
**********
対象バージョン
JP1/Script 01-00以降