JP1/Script(Windows(R)用)

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5.6.1 JP1/Scriptで扱うファイルのバックアップとリカバリー

バックアップ対象ファイルを表5-9に示します。バックアップとリカバリーは必要に応じて利用者が実施してください。バックアップは,JP1/Scriptサービス,Scriptランチャ,およびScriptランチャサービスを停止してから実施してください。フォルダやファイルのバックアップ時にこれらが起動していた場合,排他エラーが発生するおそれがあります。

なお,スクリプトファイル以外のファイルは,スクリプトの定義後または実行後に作成されるため,存在しない場合があります。

表5-9 バックアップ対象ファイル

項番 ファイル名 ファイル名または拡張子 ファイルの所在
1 スクリプトファイル .SPT 任意のフォルダ。ユーザが作成する。
2 実行環境ファイル .SPV スクリプト実行フォルダ。スクリプトの定義後または実行後に作成される。
3 メニュー情報ファイル .SPN
4 モニタリング情報ファイル .SPD
5 解析トレースファイル .SPA
6 実行トレースファイル .SPX
7 ユーザトレースファイル .TXTなど MessageコマンドのOutputNameに指定したファイルパス。
8 サーバトレースファイル SPTSVTRC.SPY インストール先フォルダ\Data フォルダ下。※1 ※2スクリプトの定義後または実行後に作成される。
9 トレース管理ファイル SPTLOGDB.SPB
10 サーバ環境ファイル SPTSV.SPS
11 グローバル変数ファイル SPTGV.SPG
12 自動起動情報ファイル SPTLNCH.SPH インストール先フォルダ\Data フォルダ下。※1 ※3スクリプトの定義後または実行後に作成される。
13 実行環境構文ファイル .SPU 実行環境ファイルと同じフォルダまたはtoDirNameで指定したフォルダ。実行環境ファイルコンバータを使用しない場合は存在しない。
注※1
Scriptマネージャの[ツール]−[オプション]−[クラスタ環境]で管理ファイルの出力先が変更されている場合,変更先のフォルダ下に作成されます。
注※2
Windows Vista以降のOSの場合,システムドライブの \ProgramData\Hitachi\Script\Dataフォルダ下に作成されます。
注※3
Windows XPの場合,インストール先フォルダ\Data フォルダの下のフォルダ下にも作成されます。
Windows Vista以降のOSの場合,システムドライブの \ProgramData\Hitachi\Script\Dataフォルダ下と,その下のフォルダ下に作成されます。詳細は,「5.4.2 JP1/Scriptの情報」を参照してください。