6.1.4 デバッガのコマンド一覧【UNIX限定】
デバッガのコマンドをアルファベット順で次の表に示します。また,各コマンドの短縮形と,このマニュアルでの参照先を示します。
コマンド名 |
機能 |
コマンドの短縮形 |
マニュアルの参照先 |
---|---|---|---|
break |
ブレークポイントを設定します。 |
b |
|
cd |
ディレクトリを移動します。 |
cd |
|
continue |
継続実行をします。 |
c |
|
delete |
ブレークポイント・ウォッチポイントを削除します。 |
d |
|
exec |
ログインシェルを起動します。 |
ex |
|
finish |
関数を実行します。 |
f |
|
help |
ヘルプを表示します。 |
h |
|
info breakpoints |
ブレークポイントとウォッチポイントの情報を表示します。 |
i b |
|
info coverage |
デバッグ途中のカバレージ情報を表示します。 |
i c |
|
info functions |
関数情報を表示します。 |
i f |
|
info jobsteps |
ジョブステップ情報を表示します。 |
i j |
|
info signals |
シグナル情報を表示します。 |
i si |
|
info status |
ステータスを表示します。 |
i st |
|
info variables |
変数情報を表示します。 |
i v |
|
joberrmode |
エラー注入モードの有効/無効を設定します。 |
jem |
|
kill |
ジョブ定義スクリプトを終了します。 |
k |
|
list |
ソースファイルを表示します。 |
l |
|
next |
関数内で停止しないで逐次実行をします。 |
n |
|
|
変数の値を表示します。 |
p |
|
quit |
デバッガを終了します。 |
q |
|
return |
関数を終了します。 |
ret |
|
run |
ジョブ定義スクリプトを実行します。 |
r |
|
set |
変数の値を設定します。 |
set |
|
signal |
シグナルを送信します。 |
si |
|
step |
関数内も含んで逐次実行をします。 |
s |
|
watch |
ウォッチポイントを設定します。 |
wa |
|
where |
バックトレースを表示します。 |
whe |
デバッガコマンドを使用する場合,次の点に注意してください。
-
上の表にないコマンド名またはコマンドの短縮形をコマンドとして入力しないでください。
-
引数を指定できるコマンドで,引数の個数の上限を超えて指定しないでください。
-
引数を指定できないコマンドに引数を指定しないでください。
-
デバッガの標準入力への入力文字数の上限は4,094バイトです。それ以上の文字を入力しないでください。