6.2.2 ジョブ定義スクリプトを実行する(runコマンド)
デバッグ対象のジョブ定義スクリプトを実行するコマンドは,runコマンドです。runコマンドを実行した場合,adshexecコマンド起動時の環境変数を取り込み,ジョブ定義スクリプトの実行を開始します。runコマンドの短縮形は"r"です。runコマンドの形式を次に示します。
run[ 引数]
ジョブ定義スクリプトが実行されている状態でrunコマンドを実行すると,再実行するかどうかの確認メッセージが出力されます。
- runコマンドの後ろに引数を指定しない場合
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ジョブ定義スクリプトを再実行する場合は,yまたはYを入力してください。
ジョブ定義スクリプトが実行されていないときは,実行を開始するメッセージのあとにジョブ定義スクリプトを実行します。
- runコマンドの後ろに引数を指定した場合
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指定した引数を実行時パラメーターとして定義してジョブ定義スクリプトを再実行する場合は,yまたはYを入力してください。
ジョブ定義スクリプトが実行されていないときは,実行を開始するメッセージのあとに,指定した引数を実行時パラメーターとして定義してジョブ定義スクリプトを実行します。
- 注意事項
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runコマンドで再実行した場合,それまでに実行していたジョブ定義スクリプトはエラー終了とします。該当するジョブおよびジョブステップの終了コードは128になります。
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