JP1/Power Monitor

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

10.3.3 ファイルを回復する

UNIXホストでファイルを回復すると,退避したファイルの情報が有効になります。退避したファイルを回復するには,jaomrsdefコマンドを実行します。jaomrsdefコマンドについては,「15. コマンド」の「jaomrsdef(UNIX限定)」を参照してください。

補足事項
jaomrsdefコマンドでtarファイルを回復した場合,/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリから/etc/opt/jp1_aom/ディレクトリへのシンボリックリンクが失われます。これは,通常/etc/opt/jp1_aom下にあるstartupファイルおよび標準構成定義ファイルの実体が,ファイルの回復時に直接/usr/lib/jp1_aom/ディレクトリ下に作られるためです。ただし,これによるJP1/Power Monitorの動作への影響はありません。
JP1/Cm2またはHP OpenViewと連携する場合で.aomrcファイルを退避していたときは,JP1/Cm2/NNMまたはHP OpenView NNMをセットアップしてから,ovwコマンドを実行するユーザーのホームディレクトリに.aomrcファイルを回復してください。
電源制御装置を制御するコマンドを回復する場合には,電源制御装置をセットアップしてから回復してください。