JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
標準WSジョブを定義する方法について説明します。
表8-2 標準WSジョブの定義(共通項目の定義方法)
| 項目名 | 定義方法 | 指定 |
|---|---|---|
| [ユニット名] | 標準WSジョブのユニット名を30バイト以内で指定します。 | ○ |
| [コメント] | 標準WSジョブのコメントを80バイト以内で指定します。 | △ |
| [実行エージェント]※ | 標準WSジョブを実行するWSジョブ実行ホスト名を255バイト以内で指定します。 | ○ |
表8-3 標準WSジョブの定義([定義]タブの定義方法)
| 項目名 | 定義方法 | 指定 |
|---|---|---|
| [実行優先順位] | 標準WSジョブの実行優先順位を選択します。 JP1/AJSから実行するジョブのデフォルトの実行優先順位は低く設定されていますので,必要に応じてジョブの実行優先順位を変更してください。 ジョブの実行優先順位の変更については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編)」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド」のジョブの実行優先順位に関する注意事項を参照してください。 |
△ |
| [標準出力ファイル名] | 指定しないでください。 標準WSジョブからは,標準出力に出力されません。 |
× |
| [標準エラー出力ファイル名] | 標準エラー出力ファイル名を511バイト以内で指定します。 標準WSジョブの実行でエラーが発生すると,エラーメッセージが標準エラー出力に出力されます。また,コントローラーでエラーが発生した場合も,エラーメッセージが標準エラー出力に出力されます。 ただし,標準WSジョブをJP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - Viewから強制終了しても,標準エラー出力に出力されません。 |
△ |
| 終了判定[判定結果] | 終了判定条件を選択します。 | △ |
| 終了判定[ファイル名] | 終了判定[判定結果]で[ファイルが存在すれば正常]または[ファイルが更新されれば正常]を選択した場合に,監視するファイル名を指定します。 | △ |
| 終了判定[警告しきい値] | 終了判定[判定結果]で[しきい値による判定]を選択した場合に,しきい値を指定します。 | △ |
| 終了判定[異常しきい値] | ||
| [異常終了時リトライ] | スクリプトがエラーになった場合,リトライ実行するかどうかを選択します。 次の条件をすべて満たす場合に指定できます。
この項目は,JP1/AJS3 - Viewのバージョンが10-00以降の場合に表示されます。 |
△ |
| [終了コード] | [異常終了時リトライ]で[する]を選択した場合,リトライ実行するジョブの終了コードを指定します。デフォルトは空白です。
|
△ |
| [最大リトライ回数] | [異常終了時リトライ]で[する]を選択した場合,リトライ実行する最大回数を指定します。指定できる値は,1〜12です。デフォルトは「1」です。 この項目は,JP1/AJS3 - Viewのバージョンが10-00以降の場合に表示されます。 |
△ |
| [リトライ間隔] | [異常終了時リトライ]で[する]を選択した場合,ジョブの実行ファイルがエラーになってからリトライ実行を開始するまでの間隔を指定します。指定できる値は,1〜10(単位:分)です。デフォルトは「1」です。 この項目は,JP1/AJS3 - Viewのバージョンが10-00以降の場合に表示されます。 |
△ |
| [実行時のユーザー] | WSジョブ実行ホストのOSのユーザー名を63バイト以内で指定します。 このユーザーは,Administrators権限またはスーパーユーザー権限を所有し,かつ,実行ユーザー種別の登録ユーザーまたは所有ユーザーにマッピングしておく必要があります。また,この項目を省略するとユーザーマッピングのプライマリユーザーで実行します。プライマリユーザーは,実行ホストのAdministrators権限またはスーパーユーザー権限を所有するユーザーにしてください。 |
○ |
| [詳細]ボタン | [標準WSジョブ定義]ダイアログボックスが表示されます。[標準WSジョブ定義]ダイアログボックスでは,利用するWebサービスのオペレーションの入出力パラメーターやHTTP認証を指定します。 | ○ |
表8-4 標準WSジョブの定義([属性]タブの定義方法)
| 項目名 | 定義方法 | 指定 |
|---|---|---|
| [保留] | ユニットの状態をあらかじめ保留状態にするかどうかを指定します。 | △ |
| [種別] | ユニットの種別をリカバリーにするかどうかを指定します。 | △ |
| [打ち切り時間指定] | ジョブの実行を打ち切る時間を指定するかどうかを選択します。 | △ |
| [打ち切り時間] | [打ち切り時間指定]ラジオボタンで[する]を選択した場合,打ち切り時間を分で指定します。指定できる値は,1〜1,440分です。 | △ |
| [所有者] | ユニットの所有者を31バイト以内で指定します。 | △ |
| [JP1資源グループ] | JP1資源グループ名を63バイト以内で指定します。指定できる文字は,英数字,および「_(アンダーバー)」です。空白の場合は,アクセス権限の対象になりません。 | △ |
| [実行ユーザー種別] | 必要に応じて,実行ユーザーの種類を選択します。 選択できる種類を次に示します。
|
△ |
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