1.8 ウイルス対策ソフト実行時の注意事項
ウイルス対策ソフトの影響で,JP1/AJS3 - Definition Assistantが使用しているファイルおよびフォルダに対するファイルアクセスに排他制御によるロックが掛かることがあります。この影響で,次のような現象が発生するおそれがあります。
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JP1/AJS3 - Definition Assistantが起動できない。
JP1/AJS3 - Definition Assistantの起動時に参照する定義ファイルに排他制御によるロックが掛かることによって,JP1/AJS3 - Definition Assistantの起動に失敗することがあります。
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ログが出力されない。
JP1/AJS3 - Definition Assistantのログファイルに排他制御によるロックが掛かることによって,ログが出力できなくなり,トラブル発生時の調査ができなくなることがあります。
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JP1/AJS3 - Definition Assistantのコマンドが異常終了する。
JP1/AJS3 - Definition Assistantのコマンドが使用するファイルに排他制御によるロックが掛かることによって,コマンドが異常終了することがあります。
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インポートやエクスポートの実行に失敗する。
JP1/AJS3 - Definition Assistantの定義ファイルに排他制御によるロックが掛かることによって,インポートやエクスポートが失敗することがあります。
JP1/AJS3 - Definition Assistantの稼働中にウイルスチェックをする場合は,次のファイルおよびフォルダを対象から外してください。JP1/AJS3 - Definition Assistantの停止中にウイルスチェックをしてJP1/AJS3 - Definition Assistantを再起動する場合は,次のファイルおよびフォルダに対してウイルスチェックが完了したことを確認してください。
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実行結果ファイル格納フォルダ以下すべて
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実行ファイル格納フォルダ以下すべて
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環境設定ファイル格納フォルダ以下すべて
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インポート結果編集用一時ファイル格納フォルダ以下すべて
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エクスポート実行時一時ファイル格納フォルダ以下すべて
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エラー情報ファイル格納フォルダ以下すべて
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履歴ファイル格納フォルダ以下すべて
また,ウイルスチェックの実施中に資料採取ツールを実行する場合は,ここに記載されているファイルおよびフォルダのほかに,次のファイルおよびフォルダを対象から外してください。
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トラブル発生時に採取が必要なファイル
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JP1/AJS3 - Definition Assistantのトラブル発生時に採取が必要なOSのログ情報
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JP1/AJS3 - Definition Assistantのトラブル発生時に採取が必要なJP1の情報
これらのファイルについては,「6.2.1(1) OSのログ情報」および「6.2.1(2) JP1の情報」を参照してください。
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資料採取ツール実行結果の出力先フォルダ