1.7.4 Excelに関する注意事項
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Excelのマクロのセキュリティレベルが「高」の場合,定義情報管理テンプレートの一部の機能を使用できません。使用できるようにセキュリティレベルを変更してください。
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Excelのオプションで「他のアプリケーションを無視する」を指定しないでください。このオプションが指定されていると,JP1/AJS3 - Definition Assistantを起動できません。
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JP1/AJS3 - Definition AssistantをExcel 2002上で起動した場合,一つのセルに310けた以上の数値を入力すると,設定された値が制限値を超えていてもエラーメッセージが出力されない場合があります。一つのセルに310けた以上の数値を入力した場合は,セルにデータを入力したあとに必ず[Enter]キーを押して値を設定してください。
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JP1/AJS3 - Definition Assistantを使用する場合,JP1/AJS3 - Definition Assistantが使用しているExcelのマクロが有効になるように設定してください。設定しない場合,JP1/AJS3 - Definition Assistantの一部の機能を使用できません。詳細については,「3.1.3 Excelのセキュリティレベルの確認」を参照してください。
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Excel 2007以降でマスターファイルや実行結果ファイルを開くと,タイトルバーに[互換モード]と表示されます。これは,マスターファイルがExcel 2007より前のバージョンのExcel形式で作成したものであることを示すもので,動作上の問題はありません。
なお,JP1/AJS3 - Definition AssistantをExcel 2007以降で使用する場合,実行結果ファイルを編集して保存する際は,xls形式(従来の形式)で保存してください。xlsx形式(Excel 2007以降の形式)で保存した場合,JP1/AJS3 - Definition Assistantの機能が正しく動作しなくなります。
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JP1/AJS3 - Definition Assistantの起動時には,他のExcel ファイルをすべて終了させてから起動してください。