3.4.4 JP1/AJS3 - Managerのプロセスの再起動の設定
JP1/AJS3 - ManagerとJP1/AJS3 - SDKとの接続で必要なJP1/AJS3 - Managerのajscdinetdプロセスが異常終了した場合に備えて，ajscdinetdプロセスの再起動の設定ができます。JP1/AJS3 - Managerの初期設定では，ajscdinetdプロセスが異常終了した場合，再起動するように設定されています。必要に応じてajscdinetdプロセスの再起動の設定を変更してください。
ajscdinetdプロセスの再起動は，JP1/AJS3 - Managerの拡張起動プロセス定義ファイルに定義されています。拡張起動プロセス定義ファイルの詳細については，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド」の異常終了したJP1/AJS3のプロセスの再起動について記載している個所を参照してください。
- 拡張起動プロセス定義ファイル
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jp1ajs_hstd_0700.conf
- 拡張起動プロセス定義ファイルの格納先
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Windowsの場合
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ\conf
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UNIXの場合
/etc/opt/jp1ajs2/conf
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- 初期設定の定義内容
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Windowsの場合
標準構成の場合と互換用ISAM構成の場合の初期設定の定義内容を示します。なお，物理ホストと論理ホストで差異はありません。
・標準構成の場合
ajscdinetd|ajscdinetd.exe||1|3|3|21600|0|0|hostevam|1|||||||
・互換用ISAM構成の場合
ajscdinetd|ajscdinetd.exe||1|3|3|21600|0|0|evactionm|1|||||||
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UNIXの場合
物理ホストの場合と論理ホストの場合の初期設定の定義内容を示します。なお，標準構成と互換用ISAM構成で差異はありません。
・物理ホストの場合
ajscdinetd|/opt/jp1ajs2/bin/ajscdinetd||1|3|3|21600|0|0|jpomanager_hst|1|||||||
・論理ホストの場合
ajscdinetd|/opt/jp1ajs2/bin/ajscdinetd||0|3|3|21600|0|0|jpomanager_hst|1|||||||
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初期設定で定義されている設定値を次の表に示します。
|
詳細プロセス名称 |
再起動可否 |
再起動回数 |
リトライ間隔（秒） |
再起動回数リセット時間（秒） |
|---|---|---|---|---|
|
ajscdinetd.exe（Windowsの場合） |
する |
3 |
3 |
21,600 |
|
ajscdinetd（UNIXの場合） |
- 注意事項
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JP1/AJS3 - Managerをバージョンアップインストールした場合，カスタマイズ前のモデルファイルがアップデートされます。そのため，拡張起動プロセス定義ファイルをカスタマイズしている場合は，モデルファイルをコピーして再度カスタマイズしてください。カスタマイズしていない場合は，コピーだけしてください。JP1/AJS3 - Managerのカスタマイズできるファイルの扱いについては，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1」のバージョンアップインストールの注意事項について記載している個所を参照してください。
- 関連項目