2.7.2 使用する文字コードの検討
APIの引数として扱われる文字情報は,Java規定のエンコーディングセットに自動的に変換されます。ただし,接続先のJP1/AJS3 - Managerを中国語環境で使用する場合は,取得したJP1/AJS3 - Managerの文字コードをJava規定のエンコーディングセットに正しく変換できません。そのため,環境設定ファイルに次の設定をしてください。
設定項目 |
設定値 |
---|---|
デフォルトの文字コード(default_charcode)※ |
接続先のJP1/AJS3 - Managerの文字コードに対応するJava規定のエンコーディングセット名 |
文字コードの取得(getmanager_charcode) |
no |
- 注※
-
この設定は,環境設定ファイルで文字コードの取得(getmanager_charcode)に「no」が指定されている場合にだけ有効になります。
また,ユーザーアプリケーションの開発時には,文字コードを設定するAPI(setCharCodeメソッド)を使用して,接続先のJP1/AJS3 - Managerの文字コードに対応するJava規定のエンコーディングセット名を設定してください。なお,文字コードを設定するAPIは,JP1/AJS3 - Managerへのログインを要求するメソッドの直後に設定してください。
- 注意事項
-
環境設定ファイルのデフォルトの文字コード(default_charcode),および文字コードを設定するAPI(setCharCodeメソッド)の両方で文字コードを設定した場合,APIで設定した文字コードが有効になります。