付録B.2 プロセス一覧(Windowsの場合)
Windows版のJP1/AJS3のプログラムおよびコンポーネントのプロセス一覧を記載します。
- 〈この項の構成〉
(1) Windows版JP1/AJS3 - Managerのプロセス一覧
Windows版JP1/AJS3 - Managerは,次に示す3種類のプロセスで構成されます。
-
親プロセス
親プロセスは,幾つかの子プロセスで構成されます。
-
子プロセス
子プロセスは,幾つかの詳細プロセスで構成されます。
-
詳細プロセス
jajs_spmdの子プロセスの状態は,jajs_spmd_statusコマンドで確認できます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド jajs_spmd_status」の説明を参照してください。
親プロセス,子プロセス,および詳細プロセスの状態は,[タスクマネージャ]ウィンドウの[プロセス]タブで確認できます。
(a) 標準構成の場合
親プロセスおよび子プロセスの一覧を表B-1に,子プロセスおよび詳細プロセスの一覧を表B-2に示します。
なお,表中の親プロセス名および子プロセス名の後ろに記載されている値は,同時に起動できるプロセス数です。
- 注※1
- 注※2
- 注※3
-
子プロセスを生成する代わりに,スレッドを生成します。括弧内の数値はスレッド数です。
- 注※4
-
管理用プロセスとしてajsqlfsvc.exeが存在します。
- 注
-
コマンド実行時は,コマンド名と同じ名称のプロセスが起動します。
- 注※1
-
このプロセスは,JP1/AJS3 - Software Development Kitを使用するためのセットアップで起動プロセス定義ファイルを変更している場合にだけ,起動されます。JP1/AJS3 - Software Development Kitについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 - Software Development Kit 設計・構築ガイド」を参照してください。
- 注※2
-
jajs_spmd_statusコマンドでは,qlcltdと表示されます。
jp1ajs_spmd.confファイルおよびjp1ajs_service_0700.confファイルの編集時だけ生成されます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.7 キューレスジョブ実行環境設定」を参照してください。
- 注※3
-
このプロセスは,JP1/AJS3 - Viewウィンドウのツリーエリアで,スケジューラーサービスを選択した際に,選択したスケジューラーサービスに対して一つ起動されます。
最大プロセス起動数は,「スケジューラーサービス数*JP1/AJS3 - Viewの接続数」です。
- 注※4
-
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.1.6 登録解除や保存世代数管理による世代削除処理方式の変更」の環境設定をした場合だけ,起動されます。
- 注※5
-
メールシステム連携機能を使用するように設定していない場合は,起動されません。メールシステム連携機能の設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド 2.3.4 メールシステム連携のための環境設定をする」を参照してください。
また,1台のマシンで複数起動できません。
- 注※6
-
Outlookの送信トレイに新規メールを投入するプロセスです。メール送信ジョブの実行ごとに起動されます。
- 注※7
-
受信メールが,メール受信監視ジョブに定義した条件に合致するかどうかを,Outlookの受信トレイを参照して判定するプロセスです。メール受信監視ジョブを実行すると,指定した監視間隔ごとに起動されます。
- 注※8
-
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.1.7 待ち合わせ条件を使用するための設定」の環境設定をした場合だけ,起動されます。
(b) 互換用ISAM構成の場合
親プロセスおよび子プロセスの一覧を表B-3に,子プロセスおよび詳細プロセスの一覧を表B-4に示します。
なお,表中の親プロセス名および子プロセス名の後ろに記載されている値は,同時に起動できるプロセス数です。
- 注※1
- 注※2
- 注※3
-
子プロセスを生成する代わりに,スレッドを生成します。括弧内の数値はスレッド数です。
- 注※4
-
管理用プロセスとしてajsqlfsvc.exeが存在します。
- 注
-
コマンド実行時は,コマンド名と同じ名称のプロセスが起動します。
- 注※1
-
このプロセスは,JP1/AJS3 - Software Development Kitを使用するためのセットアップで起動プロセス定義ファイルを変更している場合にだけ,起動されます。JP1/AJS3 - Software Development Kitについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 - Software Development Kit 設計・構築ガイド」を参照してください。
- 注※2
-
jajs_spmd_statusコマンドでは,qlcltdと表示されます。
jp1ajs_spmd.confファイルおよびjp1ajs_service_0700.confファイル編集時だけ生成されます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.7 キューレスジョブ実行環境設定」を参照してください。
- 注※3
-
このプロセスは,JP1/AJS3 - Viewウィンドウのツリーエリアで,スケジューラーサービスを選択した際に,選択したスケジューラーサービスに対して一つ起動されます。
最大プロセス起動数は,「スケジューラーサービス数*JP1/AJS3 - Viewの接続数」です。
- 注※4
-
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.1.6 登録解除や保存世代数管理による世代削除処理方式の変更」の環境設定をした場合だけ,起動されます。
- 注※5
-
メールシステム連携機能を使用するように設定していない場合は,起動されません。メールシステム連携機能の設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド 2.3.4 メールシステム連携のための環境設定をする」を参照してください。
また,1台のマシンで複数起動できません。
- 注※6
-
Outlookの送信トレイに新規メールを投入するプロセスです。メール送信ジョブの実行ごとに起動されます。
- 注※7
-
受信メールが,メール受信監視ジョブに定義した条件に合致するかどうかを,Outlookの受信トレイを参照して判定するプロセスです。メール受信監視ジョブを実行すると,指定した監視間隔ごとに起動されます。
(2) Windows版JP1/AJS3 - Agentのプロセス一覧
Windows版JP1/AJS3 - Agentは,次に示す3種類のプロセスで構成されます。
-
親プロセス
親プロセスは,幾つかの子プロセスで構成されます。
-
子プロセス
子プロセスは,幾つかの詳細プロセスで構成されます。
-
詳細プロセス
jajs_spmdの子プロセスの状態は,jajs_spmd_statusコマンドで確認できます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド jajs_spmd_status」の説明を参照してください。
親プロセス,子プロセス,および詳細プロセスの状態は,[タスクマネージャ]ウィンドウの[プロセス]タブで確認できます。
親プロセスおよび子プロセスの一覧を表B-5に,子プロセスおよび詳細プロセスの一覧を表B-6に示します。
なお,表中の親プロセス名および子プロセス名の後ろに記載されている値は,同時に起動できるプロセス数です。
- 注※1
- 注※2
-
jajs_spmd_statusコマンドでは,evactionaと表示されます。
- 注※3
-
jajs_spmd_statusコマンドでは,queueと表示されます。
- 注※4
-
jp1ajs_spmd.confファイルおよびjp1ajs_service_0700.confファイルの編集時だけ生成されます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.7 キューレスジョブ実行環境設定」を参照してください。
- 注※5
- 注※6
-
子プロセスを生成する代わりに,スレッドを生成します。括弧内の数値はスレッド数です。
- 注
-
コマンド実行時は,コマンド名と同じ名称のプロセスが起動します。
- 注※1
-
メールシステム連携機能を使用するように設定していない場合は,起動されません。メールシステム連携機能の設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド 2.3.4 メールシステム連携のための環境設定をする」を参照してください。
また,1台のマシン上で複数起動できません。
- 注※2
-
Outlookの送信トレイに新規メールを投入するプロセスです。メール送信ジョブの実行ごとに起動されます。
- 注※3
-
受信メールが,メール受信監視ジョブに定義した条件に合致するかどうかを,Outlookの受信トレイを参照して判定するプロセスです。メール受信監視ジョブを実行すると,指定した監視間隔ごとに起動されます。
(3) Windows版JP1/AJS3 - Viewのプロセス一覧
Windows版JP1/AJS3 - Viewのプロセスは,[タスクマネージャ]ウィンドウの[プロセス]タブで確認できます。
Windows版JP1/AJS3 - Viewのプロセスの一覧を次の表に示します。
プロセス名 |
機能 |
---|---|
JP1/AJS3 - Viewのメインプロセス |
|
JP1/AJS3 - ViewのJavaGUIプロセス |
|
java.exe監視プロセス |
(4) Windows版JP1/AJS3 Console Managerのプロセス一覧
Windows版JP1/AJS3 Console Managerのプロセスは,[タスクマネージャ]ウィンドウの[プロセス]タブで確認できます。
JP1/AJS3 Console Managerは次に示す3種類のプロセスで構成されます。
-
親プロセス
親プロセスは,幾つかの子プロセスで構成されます。
-
子プロセス
子プロセスは,幾つかの詳細プロセスで構成されます。
-
詳細プロセス
Windows版JP1/AJS3 Console Managerの親プロセスおよび子プロセスの一覧を表B-8に,子プロセスおよび詳細プロセスの一覧を表B-9に示します。
なお,表中の親プロセス名および子プロセス名の後ろに記載されている値は,同時に起動できるプロセス数です。
親プロセス (プロセス数) |
機能 |
子プロセス (プロセス数) |
機能 |
---|---|---|---|
(1)※ |
JP1/AJS3 Console Manager サービス |
ajscminetd.exe (1)※ |
JP1/AJS3 Console Managerサービスの実体 |
- 注※
-
起動タイミングは,JP1/AJS3 Console Managerサービス起動時,終了タイミングは,JP1/AJS3 Console Managerサービス停止時となります。
子プロセス |
詳細プロセス |
機能 |
---|---|---|
ajscmmonsvr.exe※ |
JP1/AJS3 Console Viewとやり取りするプロセス |
|
JP1/AJS3 Console Agentとやり取りするプロセス |
- 注
-
コマンド実行時はコマンド名と同じ名称のプロセスが起動します。
- 注※
-
起動タイミングは,JP1/AJS3 Console Viewログイン時,終了タイミングは,JP1/AJS3 Console Viewログアウト時となります。
(5) Windows版JP1/AJS3 Console Agentのプロセス一覧
Windows版JP1/AJS3 Console Agentのプロセスは,[タスクマネージャ]ウィンドウの[プロセス]タブで確認できます。
JP1/AJS3 Console Agentは次に示す3種類のプロセスで構成されます。
-
親プロセス
親プロセスは,幾つかの子プロセスで構成されます。
-
子プロセス
子プロセスは,幾つかの詳細プロセスで構成されます。
-
詳細プロセス
Windows版JP1/AJS3 Console Agentの親プロセスおよび子プロセスの一覧を表B-10に,子プロセスおよび詳細プロセスの一覧を表B-11に示します。
なお,表中の親プロセス名および子プロセス名の後ろに記載されている値は,同時に起動できるプロセス数です。
親プロセス (プロセス数) |
機能 |
子プロセス (プロセス数) |
機能 |
---|---|---|---|
(1)※ |
JP1/AJS3 Console Agentサービス |
(1)※ |
JP1/AJS3 Console Agentサービスの実体 |
- 注※
-
起動タイミングは,JP1/AJS3 Console Agentサービス起動時,終了タイミングは,JP1/AJS3 Console Agentサービス停止時となります。
子プロセス |
詳細プロセス |
機能 |
---|---|---|
ajscainetd.exe |
JP1/AJS3 Console Managerとやり取りするプロセス |
|
ajscagtd.exe |
JP1/AJS3の業務の状態を取得するプロセス |
|
JP1/AJS3のオブジェクトを操作するプロセス |
- 注
-
コマンド実行時はコマンド名と同じ名称のプロセスが起動します。
- 注※1
-
起動タイミングは,JP1/AJS3 Console Viewログイン時,終了タイミングは,JP1/AJS3 Console Viewログアウト時となります。
- 注※2
-
起動タイミングは,監視間隔到達時または最新情報更新実行時,終了タイミングは,情報取得完了時となります。
- 注※3
-
起動タイミングは,JP1/AJS3のオブジェクト操作時,終了タイミングは,JP1/AJS3のオブジェクト操作完了時となります。