Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


4.3.17 コマンドを設定する手順

操作対象ホストのOS(Windows,AIX,HP-UX,LinuxまたはSolaris)に応じて,実行するコマンドを設定します。複数のOSに対応した部品を作成する場合は,OSごとに設定します。

コマンドに設定できるのは,操作対象の機器にあり,その機器で実行できるスクリプトまたはコマンドです。

なお,部品として実行するコマンドの戻り値に使用できる値は,0〜63の範囲です。

部品の標準出力および標準エラー出力が,100KB未満となるように部品およびサービステンプレートを設計する必要があります。部品の標準出力および標準エラー出力が100KBを超えると,その時点でコマンドが強制終了され,部品はエラーで終了します。このときのコマンドの実行結果は保証されません。

[部品作成]ダイアログボックスまたは[部品編集]ダイアログボックスを表示していない場合の手順:

  1. [エディタ]画面の[部品]ビューで[開発]タブを選択します。

  2. 部品を新規作成する場合,[作成]ボタンをクリックします。

    または,部品を編集する場合,部品を選択して[編集]ボタンをクリックします。

コマンドを設定するには:

  1. [部品作成]ダイアログボックスまたは[部品編集]ダイアログボックスの「リモートコマンド」で,操作対象ホストのOSに応じて[編集]ボタンをクリックします。

  2. [リモートコマンド編集]ダイアログボックスの「実行モード」で[コマンド]を選択します。

  3. 「コマンドライン」を指定し,[OK]ボタンをクリックします。

関連トピック