4.2.14 異常終了部品
機能
実行中のタスクを異常終了させます。
また,戻り値判定分岐部品と組み合わせて使用することで,判定条件が一致した場合にフローを異常終了させることができます。
注意事項
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部品の実行中にタスクを実行停止した場合は,異常終了部品の処理が完了してからタスクの状態が「異常終了」になります。
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部品の実行中にタスクを強制停止した場合は,実行中の処理が直ちに終了され,タスクの状態が「失敗」になります。なお,[タスク詳細]ダイアログボックスに表示されるステップの戻り値は,-1になります。
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階層フロー部品内で異常終了部品を使用した場合,階層化されたフローおよび,階層フロー部品を持つ上位フローも異常終了となります。また,実行中のタスクは異常終了し,階層フロー部品の戻り値は0になります。
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繰り返し実行部品内で異常終了部品を使用した場合,1度でも繰り返し処理が異常終了した場合は,繰り返し実行部品の戻り値は1になります。なお,すべての繰り返し処理が異常終了した場合は,繰り返し実行部品の戻り値は2になります。
バージョン
01.10.00
カテゴリ
Hitachi/Basic
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
-1 |
部品実行中にタスクが強制停止された。[タスク詳細]ダイアログボックスには,このステップの戻り値が表示される。 |
0 |
正常に終了した。(ステップが異常終了された。) |
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