1.8.2 プリセットプロパティ定義ファイルの形式
プリセットプロパティ定義ファイルの形式を次に示します。
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「プロパティキー = プロパティ値」の形式で記述してください。
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プリセットプロパティ定義ファイルで使用できる文字セットはUTF-8です。
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先頭に「#」を付けた行はコメントになります。
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大文字と小文字は区別します。
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空行は無視されます。
プロパティキーの記述方法
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「プロパティキー」には,[サービス定義編集]ダイアログボックスで,入力プロパティとして定義されているプロパティキーを記述してください。また,値を設定したいプロパティキーだけを定義できます。
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プロパティキーと設定値は1行に1つ記述してください。
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同じプロパティキーに対する定義を複数記述した場合は,あとに記述した内容が有効になります。
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プリセットプロパティ定義ファイルのそれぞれの行で,先頭の文字から最初の「=」の直前までがプロパティキーとして扱われます。
プロパティ値の記述方法
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「プロパティ値」には,[サービス定義編集]ダイアログボックスの「データ型」,「最小長」,「最大長」,および「入力文字制限」で指定されている条件を満たす値を記述してください。
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プリセットプロパティ定義ファイルのそれぞれの行で,プロパティキーの後ろの「=」の直後の文字から行末までがプロパティ値として扱われます。
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プロパティの値を設定しない状態にするには「プロパティキー = 改行」の形式で記述してください。
なお,次の場合は,[サービス設定]ダイアログボックスで「プリセット名」を選択して[反映]ボタンをクリックすると,エラーになります。
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1MBを超えるプリセットプロパティ定義ファイルを作成した場合
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入力プロパティ以外のプロパティキーを記述した場合
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[サービス定義編集]ダイアログボックスで定義されていないプロパティキーを記述した場合
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[サービス定義編集]ダイアログボックスの「データ型」にdateが指定されているプロパティキーを記述した場合
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プリセットプロパティ定義ファイル名が不正の場合
ファイル名の形式および指定できる文字については,「3.4 サービステンプレートにプリセットプロパティを追加する手順」を参照してください。