Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 構築ガイド


5.3.8 クラスタソフトでリソースの登録およびリソースグループの設定をする手順(Linuxの場合)

クラスタソフトでリソースを登録し,リソースグループの起動処理,停止処理,リソースの動作監視などの設定をします。

登録方法および設定方法の詳細については,クラスタソフトのドキュメントを参照してください。

クラスタソフトでリソースの登録およびリソースグループの設定をするには:

  1. クラスタソフトでリソースグループをオフラインに変更します。

  2. クラスタソフトでリソースを登録します。

  3. リソースグループの起動処理,停止処理,リソースの動作監視などの設定をします。

    リソースの依存関係を次に示します。

    リソースグループがオンラインのときは1〜9の順でリソースが起動するように設定します。リソースグループがオフラインのときは9〜1の順でリソースが停止するように設定します。

    各リソースの起動,停止,動作監視や強制停止をするため,クラスタソフトに登録するコマンドについては「5.7 クラスタソフトで登録するクラスタサービス制御コマンド」を参照してください。

    1. IPアドレスおよび共有ディスク

    2. JP1/Base

    3. 共通コンポーネントのデータベース

    4. HBase 64 Storage Mgmt SSO Service

    5. HBase 64 Storage Mgmt Web SSO Service

    6. HBase 64 Storage Mgmt Web Service

    7. HAutomation Engine Web Service

    8. HAutomation Engine

    9. stopclusterコマンド

    注意事項

    stopclusterコマンドについては,リソースがオフラインになるときだけ実行されるよう設定してください。

    誤ってこのリソースがオンラインのときに実行すると,KNAE01635-Eのメッセージが出力され,タスク操作が失敗します。この場合は,JP1/AOを停止し,このリソースをオフライン時にだけ実行するよう設定したあとに,JP1/AOを再起動してください。

  4. クラスタソフトでリソースグループをオンラインにします。

関連トピック