Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 構築ガイド


5.1 クラスタシステムにJP1/AOをインストールする流れ

前提条件の確認のあと,実行系サーバおよび待機系サーバそれぞれにJP1/AOをインストールします。

クラスタシステムへのJP1/AOのインストールは,次の流れで進めます。

表5‒1 クラスタシステムにJP1/AOをインストールする流れ

作業

作業の要否

参照先

1

インストールの前提条件を確認します。

必須

5.2 インストールの前提条件(クラスタシステムの場合)

2

JP1/AOをインストールします。

必須

現在の環境や製品のインストール状況によって異なります。

3

JP1/AOサーバにマニュアルを組み込みます。

任意

1.4 マニュアルを組み込む手順

4

JP1/AOコンテンツセットをインストールします。

任意

1.5 JP1/AOコンテンツセットのインストール

注※

JP1/AOをインストールする手順は,現在の環境や製品のインストール状況によって異なります。

表5‒2 クラスタシステムの構築方法の種類

現在の環境

JP1/AOのインストール状況

共通コンポーネントのインストール状況

参照先

クラスタシステム構築済み

○ 

○ 

6.3 JP1/AOを上書きインストールする手順(クラスタシステムの場合)

× 

○ 

5.4 クラスタシステムへのJP1/AOのインストール(クラスタ構成の共通コンポーネントがインストール済みの場合)

× 

5.3 クラスタシステムへのJP1/AOのインストール

クラスタシステム未構築

× 

○ 

× 

(凡例)

○:インストール済み ×:未インストール

なお,次のようなクラスタシステムの構築はサポート対象外となります。

  • クラスタシステム未構築の環境で運用中のJP1/AOを,クラスタ構成に移行する

  • 共通コンポーネントがインストール済みの環境に,Linuxのクラスタシステムを新規構築する

JP1/AOをインストールする前に,前提ソフトウェアであるJP1/Baseのインストールが必要です。JP1/Baseのインストールおよびセットアップ手順は,「5.3 クラスタシステムへのJP1/AOのインストール」または「5.4 クラスタシステムへのJP1/AOのインストール(クラスタ構成の共通コンポーネントがインストール済みの場合)」に記載されている手順を参照してください。