3.4.6 操作対象の機器の作業用フォルダの検討
操作対象の機器のOSがUNIXの場合に,ファイル転送部品,またはコンテンツ部品を実行するときは,操作対象の機器に作業用フォルダの領域が確保され,次のように作業用フォルダ直下に転送対象ファイルが格納されます。
転送対象ファイルは,次のどちらかの場合に転送されます。なお,転送されたファイルは,部品の実行が終了する際に削除されます。
-
ファイル転送部品を使用した場合
-
コンテンツ部品で,「実行モード」を「スクリプト」に設定して実行した場合
操作対象の機器のOSがUNIXの場合,デフォルトの作業用フォルダは「/tmp/Hitachi_AO」です。なお,デフォルトの作業用フォルダはユーザーの任意のフォルダに変更できます。
デフォルトの作業用フォルダを変更したい場合は,プロパティファイル(config_user.properties)のキー「plugin.remoteCommand.workDirectory.ssh」で指定してください。
ただし,操作対象の機器のOSがWindowsの場合,作業用フォルダは変更できません。また,転送対象ファイルの作業用フォルダの構成が異なります。Windowsの場合の転送対象ファイルの作業用フォルダの構成については,マニュアル「JP1/AO サービステンプレート開発ガイド」の「操作対象の機器に転送されるファイル(Windowsの場合)」を参照してください。
関連トピック
-
マニュアル「JP1/AO サービステンプレート開発ガイド」−「スクリプトを設定する手順」のトピック
-
マニュアル「JP1/AO 構築ガイド」−「プロパティファイル(config_user.properties)」のトピック