Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


7.3.1 計測条件登録ファイル全体の書式と定義内容

〈この項の構成〉

(1) 書式

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="no"?>
<!DOCTYPE TASKLIST SYSTEM "esptask.dtd">
<TASKLIST>
   <TASK>
     <GEN_PARAM>
       <!--GEN_PARAM -->
     </GEN_PARAM>
     <SERV_PARAM>
       <!--SERV_PARAM はサービスタイプ固有-->
     </SERV_PARAM>
   </TASK>
  ・・・
</TASKLIST>

(2) 定義内容

(a) XML宣言,文書型宣言

1行目にはXML宣言を,2,3行目には文書型宣言を記述します。次に示すとおりに記述してください。

<?xml version="1.0" encoding="エンコード種類" standalone="no"?>
<!DOCTYPE TASKLIST SYSTEM "esptask.dtd" [
]>

なお,2,3行目の文書型宣言は,次のように記述してもかまいません。

<!DOCTYPE TASKLIST SYSTEM "esptask.dtd">
注※

エンコード種類として次のどれかを指定します。

計測条件登録ファイルは,必ずここで指定したエンコード種類で記述してください。

  • Shift_JIS

  • US-ASCII

(b) XML定義内容

表7‒9 XML定義内容

XMLタグ

必須

タグの役割,指定する値

<TASKLIST>・・・</TASKLIST>

計測条件の一覧を示すタグです。1つまたは複数の<TASK>タグを含みます。</TASK>タグの直後に,別の<TASK>タグを開始できます。

<TASK>・・・</TASK>

1つの計測条件を示すタグです。一組の<GEN_PARAM>タグと<SERV_PARAM>タグを含みます。

<GEN_PARAM>・・・</GEN_PARAM>

計測条件のうち,計測対象のサービスに依存しないパラメーターを含むタグである<TASKID>タグ,<TASKLABEL>タグ,<INTERVAL>タグ,および<TIMEOUT>タグを含みます。詳細については,「7.3.2 計測条件(共通部分)の書式と定義内容」を参照してください。

<SERV_PARAM>・・・</SERV_PARAM>

計測条件のうち,計測対象のサービスに依存するパラメーターを含むタグです。<HTTP>タグ,<HTTPS>タグ,<SMTP>タグ,<POP3>タグ,<IMAP4>タグ,<DNS>タグ,<DHCP>タグ,<FTP>タグ,<TCP>タグ,<WEBTRANS>タグ,<IESCENA>タグ,および<USERSERV>タグのうちのどれかを含みます。詳細については,「7.3.3 計測条件(サービス固有条件部分)の書式と定義内容」を参照してください。

(凡例)

○:必須項目