7.3.3 計測条件(サービス固有条件部分)の書式と定義内容
計測対象のインターネットサービスごとに書式と定義内容を説明します。
次の12種類のSERVICE_IDについて説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) HTTP
HTTPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <HTTP> <URL>URL</URL> <POST> <MESSAGE_BODY>メッセージボディ</MESSAGE_BODY> </POST> <DEPTH>深さ</DEPTH> <WEB_AUTH> <WEB_USERNAME>Web認証ユーザー名</WEB_USERNAME> </WEB_AUTH> <PROXY> <PROXY_HOSTNAME>プロキシのホスト名またはIPアドレス</PROXY_HOSTNAME> <PROXY_PORT>プロキシポート番号</PROXY_PORT> <PROXY_USERNAME>プロキシユーザー名</PROXY_USERNAME> </PROXY> </HTTP> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(HTTP)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<HTTP>・・・</HTTP> |
○ |
HTTPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<URL>・・・</URL> ((255バイト以内の文字列))※1 |
○ |
計測対象のWebページのURLを指定します。プロトコル識別子(http://)は含めません。ポート番号は省略できます。ポート番号を省略した場合は,80番ポートを使用します。 |
<POST>・・・</POST> |
− |
POSTメソッドを計測するよう指定するタグです。<MESSAGE_BODY>タグを使用して設定します。省略する場合は,<POST>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。省略した場合は,GETメソッドを使用します。 |
<MESSAGE_BODY>・・・</MESSAGE_BODY> ((1〜1,023バイトの文字列)) |
−※2 |
POSTメソッドの送信の場合にメッセージのボディとして送信される文字列を指定します。POSTメソッドを使用する場合,この項目は省略できません。 |
<DEPTH>・・・</DEPTH> ((1〜100))《2》 |
− |
埋め込みリソース・フレームを取得する深さを指定します。深さとは,計測対象のWebページ中に含まれるリソースとフレームのうち,ダウンロードするリソースとフレームのWebページ中の深さを表します。次に例を示します。
埋め込まれているリソースやフレームの詳細については,「9. レコード」の「HTTP」を参照してください。 |
<WEB_AUTH>・・・</WEB_AUTH> |
− |
Web認証をする場合に指定します。<WEB_USERNAME>タグを使用し,Web認証に関する設定をします。省略する場合は,<WEB_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<WEB_USERNAME>・・・</WEB_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) |
−※3 |
Web認証に使用するユーザー名を指定します。Web認証実行時だけ有効です。 |
<PROXY>・・・</PROXY> |
− |
プロキシを利用する場合に指定します。 <PROXY_HOSTNAME>タグ,<PROXY_PORT>タグ,および<PROXY_USERNAME>タグを使用し,プロキシに関する設定をします。省略する場合は,<PROXY>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<PROXY_HOSTNAME>・・・</PROXY_HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列))※4 |
−※5 |
プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_PORT>・・・</PROXY_PORT> ((1〜65535)) |
−※5 |
プロキシサーバのポート番号を指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_USERNAME>・・・</PROXY_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) |
−※6 |
プロキシ認証をする場合に使用するユーザー名を指定します。プロキシ認証をしない場合は,タグの記述を省略します。 |
(2) HTTPS
HTTPSサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <HTTPS> <URL>URL</URL> <POST> <MESSAGE_BODY>メッセージボディ</MESSAGE_BODY> </POST> <DEPTH>深さ</DEPTH> <WEB_AUTH> <WEB_USERNAME>Web認証ユーザー名</WEB_USERNAME> </WEB_AUTH> <PROXY> <PROXY_HOSTNAME>プロキシのホスト名またはIPアドレス</PROXY_HOSTNAME> <PROXY_PORT>プロキシポート番号</PROXY_PORT> <PROXY_USERNAME>プロキシユーザー名</PROXY_USERNAME> </PROXY> <SSL_AUTH_IGNORE></SSL_AUTH_IGNORE> <CLIENT_AUTH> <CLIENT_CERT_FILE>クライアント証明書ファイル名</CLIENT_CERT_FILE> </CLIENT_AUTH> </HTTPS> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(HTTPS)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<HTTPS>・・・</HTTPS> |
○ |
HTTPSサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<URL>・・・</URL> ((255バイト以内の文字列))※1 |
○ |
計測対象のWebページのURLを指定します。プロトコル識別子(https://)は含みません。ポート番号は省略できます。ポート番号を省略した場合は,443番ポートを使用します。 |
<POST>・・・</POST> |
− |
POSTメソッドを計測するよう指定するタグです。<MESSAGE_BODY>タグを使用して設定します。省略する場合は,<POST>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。省略した場合は,GETメソッドを使用します。 |
<MESSAGE_BODY>・・・</MESSAGE_BODY> ((1〜1,023バイトの文字列)) |
−※2 |
POSTメソッドの送信の場合にメッセージのボディとして送信される文字列を指定します。 |
<DEPTH>・・・</DEPTH> ((1〜100))《2》 |
− |
埋め込みリソース・フレームを取得する深さを指定します。深さとは,監視対象のWebページ中に含まれるリソースとフレームのうち,ダウンロードするリソースとフレームのWebページ中の深さを表します。次に例を示します。
埋め込まれているリソースやフレームの詳細については,「9. レコード」の「HTTPS」を参照してください。 |
<WEB_AUTH>・・・</WEB_AUTH> |
− |
Web認証に関する設定を行うタグです。Web認証をする場合にだけ指定します。Web認証をしない場合は,<WEB_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<WEB_USERNAME>・・・</WEB_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) |
−※3 |
Web認証に使用するユーザー名を指定します。Web認証実行時だけ有効です。 |
<PROXY>・・・</PROXY> |
− |
プロキシを利用する場合に指定します。<PROXY_HOSTNAME>タグ,<PROXY_PORT>タグ,および<PROXY_USERNAME>タグを使用し,プロキシに関する設定をします。省略する場合は,<PROXY>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<PROXY_HOSTNAME>・・・</PROXY_HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列))※1 |
−※4 |
プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_PORT>・・・</PROXY_PORT> ((1〜65535)) |
−※4 |
プロキシサーバのポート番号を指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_USERNAME>・・・</PROXY_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) |
−※5 |
プロキシ認証をする場合に使用するユーザー名を指定します。プロキシ認証をしない場合は,タグの記述を省略します。 |
<SSL_AUTH_IGNORE> </SSL_AUTH_IGNORE> |
− |
SSLのサーバ認証で失敗しても,そのまま計測を続行する場合に指定します。SSLのサーバ認証で失敗した場合に計測を終了させる場合は,このタグを省略します。省略する場合は,タグの記述自体を省略します。 |
<CLIENT_AUTH>・・・</CLIENT_AUTH> |
− |
クライアント認証をする場合に指定します。<CLIENT_CERT_FILE>タグを使用し,クライアント認証に関する設定をします。クライアント認証をしない場合は,<CLIENT_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<CLIENT_CERT_FILE>・・・</CLIENT_CERT_FILE> ((255バイト以内の文字列)) |
−※6 |
クライアント証明書と秘密鍵を格納したファイルを255バイト以内で指定します。インストール先フォルダ\agtv\probe\cert配下に格納したファイルのファイル名を指定します。パスは含めません。ファイルは,Base64エンコードのX.506形式に変換しておく必要があります。 |
(3) SMTP
SMTPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <SMTP> <HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME> <PORT>ポート番号</PORT> <MSG_SIZE>メッセージサイズ</MSG_SIZE> <DST_MAIL_ADDR>宛先メールアドレス</DST_MAIL_ADDR> <SRC_MAIL_ADDR>発信元メールアドレス</SRC_MAIL_ADDR> <POP3_AUTH> <POP3_HOSTNAME>POP3ホスト名またはIPアドレス</POP3_HOSTNAME> <POP3_PORT>POP3ポート番号</POP3_PORT> <POP3_USERNAME>POP3ユーザー名</POP3_USERNAME> </POP3_AUTH> </SMTP> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(SMTP)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<SMTP>・・・</SMTP> |
○ |
SMTPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1〜65535))《25》 |
− |
SMTPサーバのポート番号を指定します。 |
<MSG_SIZE>・・・</MSG_SIZE> ((0〜10000))(バイト) |
○ |
計測用メールの本文のサイズを指定します。 |
<DST_MAIL_ADDR>・・・</DST_MAIL_ADDR> ((256バイト以内の文字列)) |
○ |
計測用メールの宛先メールアドレスを1つだけ指定します。 |
<SRC_MAIL_ADDR>・・・</SRC_MAIL_ADDR> ((256バイト以内の文字列)) |
− |
計測用メールの発信元メールアドレスを指定します。 |
<POP3_AUTH>・・・</POP3_AUTH> |
− |
POP3認証(POP before SMTP)をする場合に指定します。<POP3_HOSTNAME>タグ,<POP3_PORT>タグ,および<POP3_USERNAME>タグを使用し,POP3認証に関する設定をします。省略する場合は,<POP3_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<POP3_HOSTNAME>・・・</POP3_HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) |
−※ |
POP3サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。POP3認証実行時だけ有効です。 |
<POP3_PORT>・・・</POP3_PORT> ((1〜65535))《110》 |
−※ |
POP3サーバのポート番号を指定します。POP3認証実行時だけ有効です。 |
<POP3_USERNAME>・・・</POP3_USERNAME> ((40バイト以内の文字列)) |
−※ |
POP3認証に使用するユーザー名を指定します。POP3認証実行時だけ有効です。 |
(4) POP3
POP3サービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <POP3> <HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME> <PORT>ポート番号</PORT> <USERNAME>ユーザー名</USERNAME> <NON_DELETE_MAIL></NON_DELETE_MAIL> </POP3> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(POP3)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<POP3>・・・</POP3> |
○ |
POP3サービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
POP3サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1〜65535))《110》 |
− |
POP3サーバのポート番号を指定します。 |
<USERNAME>・・・</USERNAME> ((40バイト以内の文字列)) |
○ |
POP3サービスで用いるユーザー名を指定します。 |
<NON_DELETE_MAIL> </NON_DELETE_MAIL> |
− |
読み込んだメールを削除しない場合に指定するタグです。読み込んだメールを削除する場合は,タグの記述自体を省略します。 |
(5) IMAP4
IMAP4サービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <IMAP4> <HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME> <PORT>ポート番号</PORT> <USERNAME>ユーザー名</USERNAME> <DELETE_MAIL></DELETE_MAIL> </IMAP4> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(IMAP4)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<IMAP4>・・・</IMAP4> |
○ |
IMAP4サービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
IMAP4サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1〜65535))《143》 |
− |
IMAP4サーバのポート番号を指定します。 |
<USERNAME>・・・</USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) |
○ |
IMAP4サービスで用いるユーザー名を指定します。 |
<DELETE_MAIL> </DELETE_MAIL> |
− |
読み込んだメールを削除する場合に指定するタグです。読み込んだメールを削除しない場合は,タグの記述自体を省略します。 |
(6) DNS
DNSサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <DNS> <IPADDRESS>IPアドレス</IPADDRESS> <PORT>ポート番号</PORT> <QUERY>検索対象ホスト名</QUERY> <RETRY>リトライ回数</RETRY> </DNS> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(DNS)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<DNS>・・・</DNS> |
○ |
DNSサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<IPADDRESS>・・・</IPADDRESS> |
○ |
DNSサーバのIPアドレスを指定します。IPアドレスだけを受け付け,DNS名は受け付けません。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1〜65535))《53》 |
− |
DNSサーバのポート番号を指定します。 |
<QUERY>・・・</QUERY> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
DNSサーバに登録された検索対象のホスト名を指定します。 |
<RETRY>・・・</RETRY> ((1〜5))《1》 |
− |
リトライ回数を指定します。ここで指定したリトライ回数と,<GEN_PARAM>タグの<TIME_OUT>タグで指定したタイムアウト時間から,リトライタイムアウト時間が計算され,自動的に設定されます。計算式を次に示します。
|
(7) DHCP
DHCPサーバ固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <DHCP> <HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME> <PORT>ポート番号</PORT> <PROBE_PORT>プローブのポート番号</PROBE_PORT> <NON_ACCEPT_OFFER></NON_ACCEPT_OFFER> </DHCP> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(DHCP)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<DHCP>・・・</DHCP> |
○ |
DHCPサーバ固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
DHCPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1〜65535))《67》 |
− |
DHCPサーバのポート番号を指定します。 |
<PROBE_PORT>・・・</PROBE_PORT> ((1〜65535))《68》 |
− |
計測条件の計測で使用するDHCPクライアントとなるプローブのポート番号を指定します。 |
<NON_ACCEPT_OFFER> </NON_ACCEPT_OFFER> |
− |
DHCPサーバから割り当てられたIPアドレスを受理しない場合に指定するタグです。DHCPサーバから割り当てられたIPアドレスを受理する場合は,タグの記述自体を省略します。 |
(8) FTP
FTPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <FTP> <HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME> <PORT>ポート番号</PORT> <USERNAME>ユーザー名</USERNAME> <TRANS_DIRECTION>転送方向</TRANS_DIRECTION> <FILE_NAME>転送ファイル名</FILE_NAME> <PASSIVE></PASSIVE> </FTP> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(FTP)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<FTP>・・・</FTP> |
○ |
FTPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列))※1 |
○ |
FTPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1〜65535))《21》 |
− |
FTPサーバのポート番号を指定します。 |
<USERNAME>・・・</USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) |
○ |
FTPサービスで使用するユーザー名を指定します。 |
<TRANS_DIRECTION>・・・</TRANS_DIRECTION> ((UPLOADまたはDOWNLOAD)) |
○ |
ファイルを転送する方向を指定します※2。サーバへファイルを転送する場合は「UPLOAD」を,サーバからファイルを転送する場合は「DOWNLOAD」を指定します。 |
<FILE_NAME>・・・</FILE_NAME> ((32バイト以内の文字列)) |
○ |
転送するファイル名を指定します。 |
<PASSIVE></PASSIVE> |
− |
接続モードを指定します※3。PASSIVEモードによって,データ用コネクションを確立する場合に指定するタグです。省略する場合は,タグの記述自体を省略します。省略した場合は,ACTIVEモードでデータ転送用コネクションを確立します。 |
(9) TCP
TCPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <TCP> <HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME> <PORT>ポート番号</PORT> </TCP> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(TCP)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<TCP>・・・</TCP> |
○ |
TCPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列))※ |
○ |
TCPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1〜65535)) |
○ |
TCPサーバのポート番号を指定します。 |
(10) WEBTRANS
WEBTRANSサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <WEBTRANS> <TRANSACTION_FILE>Webトランザクションファイル名</TRANSACTION_FILE> <TRANSACTION_NAME>Webトランザクション名</TRANSACTION_NAME> </WEBTRANS> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(WEBTRANS)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<WEBTRANS>・・・</WEBTRANS> |
○ |
WEBTRANSサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<TRANSACTION_FILE>・・・</TRANSACTION_FILE> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
Webトランザクションファイル名を指定します。インストール先フォルダ\agtv\probe\webtransに格納されている,拡張子が.xmlのファイルを指定します。パスは含めません。大文字・小文字は区別されません。 |
<TRANSACTION_NAME>・・・</TRANSACTION_NAME> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
Webトランザクション名を指定します。なお,「|(ストローク)」は使用できません。 |
(11) IESCENA
IEシナリオ固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <IESCENA> <IESCENA_FILE>IEシナリオファイル名</IESCENA_FILE> </IESCENA> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(IESCENA)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<IESCENA>・・・</IESCENA> |
○ |
IEシナリオ固有のパラメーターを含むタグです。 |
<IESCENA_FILE>・・・</IESCENA_FILE> ((255バイト以内の文字列)) |
○ |
IEシナリオファイル名を指定します。インストール先フォルダ\agtv\probe\iescena配下に格納されている,拡張子が.xmlのファイルを指定します。パスは含めません。大文字・小文字は区別されません。 |
(12) USERSERV
ユーザー定義サービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM> <USERSERV> <USER_SERVICE_ID>ユーザー定義サービスID</USER_SERVICE_ID> </USERSERV> </SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(USERSERV)
XMLタグ |
必須 |
タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<USERSERV>・・・</USERSERV> |
○ |
ユーザー定義サービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<USER_SERVICE_ID>・・・</USER_SERVICE_ID> ((1〜100)) |
○ |
コマンド登録ファイルに登録した,ユーザー定義サービスIDを指定します。 |