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JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


2.1.3 インストール手順

ここでは,PFM - Agent for Service Responseのプログラムをインストールする順序と提供媒体からプログラムをインストールする手順を説明します。

〈この項の構成〉

(1) プログラムのインストール順序

まず,PFM - Baseをインストールし,次にPFM - Agent for Service Responseをインストールします。PFM - BaseがインストールされていないホストにPFM - Agentをインストールすることはできません。

なお,PFM - Managerと同一ホストにPFM - Agentをインストールする場合は,PFM - Manager,PFM - Agentの順でインストールしてください。また,Storeデータベースのバージョン1.0からバージョン2.0にバージョンアップする場合,PFM - AgentとPFM - ManagerまたはPFM - Baseのインストール順序によって,セットアップ方法が異なります。Storeバージョン2.0のセットアップ方法については,「2.4.2 Storeバージョン2.0への移行」を参照してください。

同一ホストに複数のPFM - Agentをインストールする場合,PFM - Agent相互のインストール順序は問いません。

図2‒3 プログラムのインストール順序

[図データ]

(2) プログラムのインストール方法

WindowsホストにPerformance Managementプログラムをインストールするには,提供媒体を使用する方法と,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールする方法があります。JP1/NETM/DMを使用する方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」を参照してください。

OS共通の注意事項

インストールを行うホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。なお,停止するサービスは物理ホスト上および論理ホスト上のすべてのサービスです。サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。

Windows Server 2008以降の環境でインストールする場合の注意事項

OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合は,インストール中にユーザーアカウント制御のダイアログが表示されることがあります。ダイアログが表示された場合は,[続行]ボタンをクリックしてインストールを続行してください。[キャンセル]ボタンをクリックした場合は,インストールが中止されます。

提供媒体を使用する場合のインストール手順を次に示します。

  1. Performance Managementプログラムをインストールするホストに,Administrators権限でログオンする。

  2. Performance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。

    Performance Managementのプログラム,IE Recorder,IE Probe Daemonおよびサービスが起動している場合は,すべて停止してください。

  3. 提供媒体を該当するドライブに入れる。

    起動したインストーラーの指示に従ってインストールを進めます。

    インストール時に定義する情報を次に示します。

    • ユーザー情報

      ユーザー名などを入力します。

    • インストール先フォルダ

      Performance Managementプログラムをインストールするフォルダを指定します。

      インストール先フォルダは,[ディレクトリの選択]ダイアログボックスで設定して[OK]ボタンをクリックした時点で作成されます。誤ったフォルダを作成した場合はインストール後にフォルダを削除してください。

    • プログラムフォルダ

      Windowsの[スタート]−[すべてのプログラム]メニューに登録されるプログラムメニュー名を指定します。

      デフォルトでは,[Performance Management]が登録されます。

      参考

      PFM - Web Consoleを除くPerformance Managementインストール先フォルダは,インストール時に自動的に生成されます。2回目以降のインストールでも,初回のインストール時に指定したフォルダにインストールされます。