JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)
PFM - Agent for Platformでは,デフォルトでは用意されていないパフォーマンスデータを収集し,レコードに格納できます。このパフォーマンスデータを格納したレコードをユーザーレコードと呼びます。ユーザーレコードの収集方法については,「5. ユーザーレコードの収集」を参照してください。
ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコード,およびユーザーレコードの設定手段を次の表に示します。
表2-1 ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコード,およびユーザーレコードの設定手段
| 収集設定できる情報 | レコード | 設定手段 |
|---|---|---|
| パフォーマンスコンソールカウンター情報 | PD_GENDレコード | 収集データ追加ユーティリティ |
| PI_GENIレコード | ||
| 64ビットパフォーマンスコンソールカウンター情報 | PD_GD64レコード | |
| PI_GI64レコード | ||
| イベントログ情報 | PD_ELOGレコード | |
| ワークグループ情報 | PI_WGRPレコード | |
| プロセスの稼働・非稼働情報 | PD_APP2レコード | PFM - Web Console |
| PD_APPDレコード | ||
| PD_APSレコード | ||
| PD_APSIレコード | ||
| PD_ASVCレコード | ||
| アプリケーションの稼働・非稼働情報 | PD_APPレコード | |
| ユーザー独自のパフォーマンスデータ | PD_UPDレコード | |
| PD_UPDBレコード | ||
| PI_UPIレコード | ||
| PI_UPIBレコード |
各ホストで設定されたユーザーレコードは,ほかのレコードと同様,PFM - Web Consoleでレポートの表示やアラームでの監視に利用できます。
それぞれのレコードで,複数のパフォーマンスデータを収集する場合,パフォーマンスデータごとにユーザーレコードのフィールドが1行ずつ追加されます。その結果,それぞれのユーザーレコードは,複数行のレコードになります。複数行のレコードとは,複数インスタンスレコードのことです。
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