JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)

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2.2.2 64ビットパフォーマンスコンソールカウンター情報

PFM - Agent for PlatformのGeneric Data Detail64(PD_GD64)レコードおよびGeneric Data Interval64(PI_GI64)レコードでは,定義されているフィールド以外の64ビットパフォーマンスコンソールカウンターをパフォーマンス情報として収集できます。

Generic Data Detail64(PD_GD64)レコードおよびGeneric Data Interval64(PI_GI64)レコードで定義できるユーザーレコードはWindowsの次のウィンドウに表示される次のデータと同等の情報です。

Windows Server 2003の場合
  • [パフォーマンス]ウィンドウの「システムモニタ」
  • [パフォーマンス]ウィンドウの「パフォーマンス ログと警告」
Windows Server 2008の場合
  • [パフォーマンスモニター]ウィンドウの「パフォーマンス」−「モニター ツール」−「パフォーマンス モニター」
  • [パフォーマンスモニター]ウィンドウの「データ コレクター セット」

なお,Generic Data Detail64(PD_GD64)レコードとGeneric Data Interval64(PI_GI64)レコードは,次のようにレコードタイプが違います。目的に応じて使用してください。

表2-3 Generic Data Detail64とGeneric Data Interval64のレコードタイプ

レコード名 レコードタイプ 用途
Generic Data Detail64(PD_GD64) PDレコードタイプ ある時点でのシステムの状態を知りたい場合に使用する。
Generic Data Interval64(PI_GI64) PIレコードタイプ 時間の経過に伴うシステムの状態の変化や傾向を分析したい場合に使用する。

PIレコードタイプおよびPDレコードタイプについては,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Managementの機能について説明している章を参照してください。