はじめに
このマニュアルは,JP1/IT Service Level Management - ManagerおよびJP1/IT Service Level Management - User Responseの機能,操作方法について説明したものです。
JP1/IT Service Level Management - ManagerおよびJP1/IT Service Level Management - User Responseを使用してサービスの状況を監視し,サービスレベルを維持できるようになることを目的としています。
なお,このマニュアルでは,JP1/IT Service Level Management - ManagerおよびJP1/IT Service Level Management - User Responseを総称して,JP1/ITSLMと表記します。
- 〈はじめにの構成〉
■ 対象読者
JP1/ITSLMを使用してサービスの状況を監視する監視担当者,およびJP1/ITSLMの導入やトラブルシューティングを実施するシステム運用者(システム管理者)を対象としています。
次の知識をお持ちの方を前提としています。
- 監視担当者
-
OSの基礎的な知識
- システム運用者(システム管理者)
-
OSの基礎的な知識
ネットワークの基礎的な知識
JP1/Baseの基礎的な知識
■ このマニュアルで使用している記号
このマニュアルで使用している記号を次に示します。
記号 |
意味 |
---|---|
| (ストローク) |
複数の項目に対し,項目間の区切りを示し,「または」の意味を示す。 (例) A|B|C A,BまたはCを示す。 |
{ } |
この記号で囲まれている複数の項目の中から,必ず1組の項目を選択する。項目の区切りは|で示す。 (例) {A|B|C} A,BまたはCのどれかを指定することを示す。 |
△ |
半角スペースを示す。 (例) jslmmgrsetup△オプションファイルの絶対パス 「jslmmgrsetup」と「オプションファイルの絶対パス」の間に半角スペースを挿入することを示す。 |
[ ] |
この記号で囲まれている項目は任意に指定できる(省略してもよい)ことを示す。 複数の項目が記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか1つを選択する。 (例1) [A] 何も指定しないか,Aを指定することを示す。 (例2) [B|C] 何も指定しないか,BまたはCを指定することを示す。 |
< > |
この記号で囲まれている項目は,複数表示されることがあることを示す。 (例) 監視項目名<△監視項目名…> 「監視項目名」のあとに,半角スペースおよび「監視項目名」が繰り返し表示されることがあることを示す。 |
太字 |
重要な用語,または利用状況によって異なる値であることを示す。 |
■ JP1/ITSLMのインストール先フォルダの表記
このマニュアルでは,JP1/ITSLMの各製品のインストール先フォルダを次のように表記しています。
製品名 |
インストール先フォルダの表記 |
デフォルトのインストール先フォルダ※ |
---|---|---|
JP1/IT Service Level Management - Manager |
JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ |
システムドライブ:\Program Files\HITACHI\JP1ITSLM |
JP1/IT Service Level Management - User Response |
JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ |