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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


5.4.3 データストアプラグインの使用例

ナビゲーション プラットフォームが提供するデータストアプラグインは,一方のガイドパーツの入力値を,もう一方のガイドパーツで利用するために使います。データストアプラグインの使用例を次に示します。

使用例の条件

使用例は,次のような業務フローを前提に説明します。

[図データ]

  • 「会員登録」というプロセスノードで,氏名と住所を入力する

  • 「登録内容の確認」というプロセスノードで,入力した氏名と住所の内容が正しいかどうか確認する

  • 「登録内容の確認」での確認の結果,内容が間違っていた場合は訂正入力できるようにする

  • 「登録内容の確認」での確認の結果,内容が間違っていた場合は,「登録内容の訂正」というプロセスノードで訂正入力できるようにする

  • 「登録内容の訂正」で内容を訂正した場合は,「登録内容の訂正結果の確認」というプロセスノードで,訂正後の内容を確認する

    図5‒2 「会員登録」のガイド領域の例

    [図データ]

この図のとおりに設定すると,「氏名」のテキストボックスに入力された値は,データストアプラグインに渡されて,入力側の「parameter1」として保存されます。同様に,「住所」のテキストボックスに入力された値は,入力側の「parameter2」として保存されます。

図5‒3 「登録内容の確認」のガイド領域の例

[図データ]

この図のとおりに設定すると,入力側の「parameter1」として保存されていた値が,「氏名」の固定テキストに表示されます。同様に,入力側の「parameter2」として保存されていた値は,「住所」の固定テキストに表示されます。

図5‒4 「登録内容の訂正」のガイド領域の例

[図データ]

この図のとおりに設定すると,「氏名(訂正後)」のテキストボックスに入力された値は,データストアプラグインに渡されて,入力側の「parameter1」が更新されます。同様に,「住所(訂正後)」のテキストボックスに入力された値で,入力側の「parameter2」が更新されます。

図5‒5 「登録内容の訂正結果の確認」のガイド領域の例

[図データ]

この図のとおりに設定すると,入力側の「parameter1」の更新された値が,「氏名」の固定テキストに表示されます。同様に,入力側の「parameter2」の更新された値は,「住所」の固定テキストに表示されます。