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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


3.5.2 ターミナルノードの使い方

ターミナルノードを使用する場合は,フローの始点と終点,またはどちらか一方に配置してください。

フローの始点に配置するときの使い方

開始のターミナルノードの直後に分岐合流ノードを配置することで,途中で最初のプロセスノードに戻るような業務フローも作成できます。

フローの終点に配置するときの使い方

業務フローの終点にターミナルノードを配置すると,ガイド領域に[完了]ボタンが表示されます。[完了]ボタンをクリックすると,ガイド領域にメッセージが表示され,業務フローが終了したと見なされます。システム構築時の設定によっては,入力情報を破棄してよいかどうかを確認するダイアログは表示されません。

分岐合流ノードを使用すると,フローの終点が複数になることがありますが,その場合は各終点にターミナルノードを配置できます。

参考
  • [完了]ボタンを表示しないためには,業務フローの終点をターミナルノードではなくプロセスノードにします。ただし,監査ログを取得して業務コンテンツの完了を監査する運用の場合は,業務フローの終点にはターミナルノードを配置する必要があります。監査ログの運用については,システム管理者に確認してください。

  • プロセスノードを直接遷移できる設定になっている場合,業務コンテンツ表示時に選択されているプロセスノード(初期ノード)を明示的に指定したいときは,開始ターミナルノードとつなげる必要があります。直接遷移の設定を変更したい場合は,システム管理者に問い合わせてください。

ポイント

レポーティング画面で利用状況の解析内容を確認したい場合,業務フローの最後には,必ず完了のターミナルノードを配置してください。レポーティング画面の詳細については「6.9 業務コンテンツの利用状況を解析する方法について」を参照してください。