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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


2.5.2 業務編集画面の項目

業務編集画面の項目について,領域ごとに説明します。業務編集画面では,業務フロー領域とガイド領域の上部にツールバーが表示されるため,ツールバーについても説明します。

ただし,業務フロー領域およびガイド領域の表示項目については,「3.2 業務フロー領域の作成例」および「4.2 ガイド領域の作成例」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 業務編集画面のヘッダ領域

業務編集画面のヘッダ領域の表示例を次の図に示します。

図2‒11 ヘッダ領域の表示例(業務編集画面)

[図データ]

各項目の詳細を説明します。

タイムゾーン

ナビゲーション プラットフォームが適用しているタイムゾーンが表示されます。

ただし,システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[実行画面表示]メニュー

選択すると,業務実行画面に切り替わります。

[ツール]メニュー

選択すると,[ファイル管理/登録]画面を開くメニューなどが表示されます。

ただし,システム構築時の設定やログインユーザによっては,[ツール]メニューは表示されません。

[公開予約一覧]メニュー

選択すると,[公開予約一覧の確認]画面が表示されます。[公開予約一覧の確認]画面では,公開予約されている業務コンテンツの一覧を確認したり,予約を削除したりできます。

[ファイル管理/登録]メニュー

選択すると,[ファイル管理/登録]画面が表示されます。[ファイル管理/登録]画面では,業務コンテンツで使用する静的ファイルを登録したり,登録済みの静的ファイルのURLを確認したりできます。

ただし,システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[ヘルプ]メニュー

選択すると,ヘルプが表示されます。システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[ログアウト]ボタン

クリックすると,ナビゲーション プラットフォームからログアウトし,ログイン画面が表示されます。

システム構築時の設定によっては,代わりに[閉じる]ボタンが表示されることや,ボタンが表示されないこともあります。

参考

システム管理者のIDでログインした場合は,[アクセス権限]メニューも表示されます。[アクセス権限]メニューの使い方についてはマニュアル「ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで」を参照してください。

なお,システム構築時の設定によっては,[アクセス権限]メニューは表示されません。

(2) 業務編集画面のメニュー領域

業務編集画面のメニュー領域の表示例を次の図に示します。

図2‒12 メニュー領域の表示例(業務編集画面)

[図データ]

各項目について説明します。メニューはドロップダウンで表示されます。

(a) メニュー

[追加]メニュー

選択すると,新しい業務コンテンツを追加するための画面が表示されます。

[複製]メニュー

選択すると,チェックボックスをチェックしたすべての業務コンテンツを複製するための画面が表示されます。

[名称変更]メニュー

選択すると,名称を入力するためのダイアログが表示されて,チェックボックスをチェックした業務コンテンツの名称を変更できます。

[グループ変更]メニュー

選択すると,グループを変更するためのダイアログが表示されて,チェックボックスをチェックしたすべての業務コンテンツのグループを変更できます。

[公開]メニュー

業務コンテンツを公開するためのメニューです。選択すると,[公開する業務コンテンツの確認]画面が表示されて,チェックボックスをチェックしたすべての業務コンテンツを公開できます。

[非公開]メニュー

業務コンテンツを非公開にするためのメニューです。選択すると,[非公開にする業務コンテンツの確認]画面が表示されて,チェックボックスをチェックしたすべての業務コンテンツを非公開にできます。

[公開予約の削除]メニュー

業務コンテンツの公開予約を削除するためのメニューです。選択すると,[公開予約されている業務コンテンツの確認]画面が表示されます。

[ロック解除]メニュー

選択すると,チェックボックスをチェックした業務コンテンツのロックを解除します。

[削除]メニュー

選択すると,チェックボックスをチェックしたすべての業務コンテンツが削除されます。

[権限の設定]メニュー

業務コンテンツに対してアクセス権グループを設定するためのメニューです。選択すると,[権限の設定]画面が表示されて,チェックボックスをチェックした業務コンテンツにアクセス権グループを設定できます。

JP1/Baseによるユーザ認証を使用している場合は,このメニューは表示されません。

[資源の設定]メニュー

業務コンテンツに対してJP1資源グループを設定するためのメニューです。選択すると,[資源の設定]画面が表示されて,チェックボックスをチェックした業務コンテンツにJP1資源グループを設定できます。

ディレクトリサーバによるユーザ認証を使用している場合は,このメニューは表示されません。

[版の詳細]メニュー

選択すると,[版の詳細]画面が表示され,チェックボックスをチェックした業務コンテンツの版の詳細が確認できます。

[ID取得]メニュー

選択すると,チェックボックスをチェックしたすべての業務コンテンツのIDがクリップボードにコピーされます。

(b) グループ名

業務コンテンツのグループの名称が表示されます。

グループ名をクリックすると,所属している業務コンテンツのツリーが開閉します。

チェックボックスをチェックすると,所属しているすべての業務コンテンツのチェックボックスがチェックされます。

(c) 業務名

業務コンテンツの名称が表示されます。

業務名をクリックすると,該当する業務コンテンツが業務フロー領域に表示されます。

チェックボックスをチェックすると,チェックした業務コンテンツに対してメニュー領域に表示されている操作を実行できます。ただし,名称変更,または権限の設定(または資源の設定)を実行する場合は,チェックボックスを一つだけチェックしてください。チェックボックスを複数チェックしてから実行すると,チェックボックスをチェックした業務コンテンツのいちばん上のものだけが操作の対象になります。

(d) 業務名のアイコン

業務名の左横には,業務コンテンツの状態を表すアイコンが表示されます。業務コンテンツのアイコンの意味を次に示します。

[図データ]([公開中/予約中]アイコン)

業務コンテンツが公開中で,かつ公開予約中の状態であることを表します。

[図データ]([非公開/予約中]アイコン)

業務コンテンツが非公開で,かつ公開予約中の状態であることを表します。

[図データ]([公開中/ログインユーザがロック中]アイコン)

業務コンテンツが公開中で,かつ現在操作しているユーザが業務コンテンツを編集中であることを表します。

[図データ]([公開中/他ユーザがロック中]アイコン)

業務コンテンツが公開中で,かつほかのユーザが編集中であることを表します。

[図データ]([公開中/ロックなし]アイコン)

業務コンテンツが公開中で,かつ編集中ではないことを表します。

[図データ]([非公開/ログインユーザがロック中]アイコン)

業務コンテンツが非公開で,かつ現在操作しているユーザが編集中であることを表します。

[図データ]([非公開/他ユーザがロック中]アイコン)

業務コンテンツが非公開で,かつほかのユーザが編集中であることを表します。

アイコンなし

業務コンテンツが非公開で,かつ編集中ではないことを表します。

(e) バージョンツリー領域

バージョンツリー領域では,業務コンテンツの版が表示されます。とは,業務コンテンツの公開または更新ごとに作成される,業務コンテンツの内容のことです。

バージョンツリー領域のアイコン

バージョンツリー領域のアイコンは,版の状態を表します。バージョンツリー領域のアイコンの意味を次に示します。

[図データ]([ログインユーザがロック中]アイコン)

現在操作しているユーザが版を編集中であることを表します。

[図データ]([他ユーザがロック中]アイコン)

ほかのユーザが版を編集中であることを表します。

[図データ]([公開中]アイコン)

版が公開中であることを表します。

アイコンなし

版が非公開であることを表します。

[図データ][図データ]のアイコンは,版の状態に応じて,業務編集画面のツールバーの上に表示される,業務名の左横にも表示されます。

日付

版の更新日時が表示されます。

編集者名

ユーザIDまたはユーザの名前が表示されます。環境によっては,半角ハイフン(-)が表示される場合もあります。どれが表示されるかは,環境によって異なります。

版が編集中の場合は,編集しているユーザのユーザIDまたは名前が表示されます。版が編集中でない場合は,その版を更新したユーザのユーザIDまたは名前が表示されます。

(f) バージョンツリー領域折りたたみボタン

クリックすると,バージョンツリー領域の表示/非表示が切り替わります。

(g) メニュー領域折りたたみボタン

クリックすると,メニュー領域の表示/非表示が切り替わります。

(3) 業務編集画面のツールバー

業務編集画面のツールバーを次の図に示します。

図2‒13 ツールバー(業務編集画面)

[図データ]

各項目について説明します。

[編集開始]ボタン

クリックすると,現在表示中のメニュー領域で選択した業務コンテンツの編集を開始できます。編集を開始すると,業務コンテンツはロックされ,ほかのユーザが編集できなくなります。

[編集完了]ボタン

クリックすると,[コメントの入力]画面が表示されます。コメントを入力してから,[編集完了]ボタンをクリックすると,編集した内容が業務コンテンツに反映されます。また,業務コンテンツのロックが解除され,ほかのユーザが編集できるようになります。

[編集破棄]ボタン

クリックすると,編集した内容が業務コンテンツに反映されないで,編集中の画面が閉じます。また,業務コンテンツのロックが解除され,ほかのユーザが編集できるようになります。

[プレビュー]ボタン

クリックすると,現在表示中のメニュー領域で選択した業務コンテンツの業務実行画面が,別ウィンドウで表示されます。

[印刷]ボタン

クリックすると,現在表示中のメニュー領域で選択した業務コンテンツの業務フロー領域とガイド領域を印刷するための画面が,別ウィンドウで表示されます。

ただし,システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[差分]ボタン

クリックすると,現在表示中のメニュー領域で選択した業務コンテンツと,その前の版の業務コンテンツとの差分を示す画面が,別ウィンドウで表示されます。

[マッピング一覧]ボタン

選択すると,現在表示中のメニュー領域で選択した業務コンテンツに関連づけられているプラグインの設定情報を含んだテキストファイル(マッピング一覧ファイル)を参照または保存できます。

ただし,選択した業務コンテンツにプラグインが関連づけられていない場合は,ファイルは出力できません。マッピング一覧ファイルの内容については,「5.11.2 マッピング一覧ファイルの出力項目」を参照してください。

[業務コンテンツの設定]ボタン

クリックすると,[業務コンテンツの設定]画面が表示され,関連リンクの設定や,業務コンテンツで使用する文字サイズ,ノード遷移ボタンの大きさについて設定できます。

[保存]ボタン

クリックすると,編集中の業務コンテンツが保存されます。

[元に戻す]ボタン

クリックすると,直前に実行した操作が元に戻ります。

[やり直す]ボタン

クリックすると,直前に実行した操作がやり直されます。

[コピー]ボタン

クリックすると,選択したノード,関連線,およびガイドパーツがコピーされます。関連線だけを選択して,コピーする操作および貼り付ける操作はできません。

[貼り付け]ボタン

クリックすると,[コピー]ボタンでコピーしたノード,関連線,およびガイドパーツが貼り付けられます。関連線だけを選択して,コピーする操作および貼り付ける操作はできません。

[削除]ボタン

クリックすると,選択したノード,関連線,およびガイドパーツが削除されます。

[ID表示]ボタン

クリックすると,配置したノードの左上にノードIDが表示されます。また,IDを持つガイドパーツを配置している場合は,ガイドパーツの左上にガイドパーツIDが表示されます。

[ID非表示]ボタン

クリックすると,ノードIDおよびガイドパーツIDが非表示となります。

[プラグイン]ボタン

クリックすると,ガイド領域がマッピングモードに切り替わり,[Plugins]パレットが表示されます。もう一度クリックすると,ガイド領域がガイド編集モードに切り替わり,[Guide]パレットが表示されます。

[入力/出力]ボタン

クリックすると,入力側のマッピング線だけを表示する,または出力側のマッピング線だけを表示することができます。両方のマッピング線を表示するためには,ボタンに表示されている「入力」と「出力」の文字が両方とも活性になるまでクリックを繰り返してください。