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Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム コンテンツ作成ガイド


2.5.1 業務実行画面の項目

業務実行画面の項目について,領域ごとに説明します。

参考

システム構築時の設定によっては,メニュー領域および業務フロー領域は表示されません。

〈この項の構成〉

(1) 業務実行画面のヘッダ領域

業務実行画面のヘッダ領域の表示例を次の図に示します。

図2‒7 ヘッダ領域の表示例(業務実行画面)

[図データ]

各項目の詳細を説明します。

タイムゾーン

ナビゲーション プラットフォームが適用しているタイムゾーンが表示されます。

ただし,システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[ツール]メニュー

選択すると,[操作ログのレポート表示]メニューなどが表示されます。

また,システム構築時の設定によって,メニューをカスタマイズできます。例えば,連携先システムのヘルプ画面を開くメニューを表示させると便利です。

ただし,システム構築時の設定やログインユーザによっては,[ツール]メニューは表示されません。

[操作ログのレポート表示]メニュー

選択すると,業務の実行状況についてまとめたレポートを表示するための画面が,別ウィンドウで表示されます。

ただし,システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[操作ログのダッシュボード表示]メニュー

選択すると,操作ログの解析結果を表示するためのダッシュボード画面が,別ウィンドウで表示されます。

ただし,システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[業務コンテンツの印刷画面を表示]メニュー

選択すると,現在表示中のメニュー領域で選択した業務コンテンツの業務フロー領域とガイド領域を印刷するための画面が,別ウィンドウで表示されます。

ただし,システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

[業務コンテンツのURL取得]メニュー

選択した業務コンテンツを表示するURLが取得できます。例えば,このメニューで取得したURLをブックマークすると,特定の業務コンテンツをブックマークから直接参照できるようになり便利です。

なお,システムの設定によっては,このメニューは表示されません。

[ヘルプ]メニュー

選択すると,ヘルプが表示されます。システム構築時の設定によっては,このメニューは表示されません。

リンク1〜9メニュー

選択すると,システム構築時に設定したリンクが表示されます。また,表示するリンクの数およびリンクの表示文字列はシステム構築時の設定によって変更できます。なお,表示するリンクの数は最大で9個です。

[編集画面表示]メニュー

選択すると,業務編集画面に切り替わります。編集の権限がない場合,または編集用のURLでアクセスしていない場合は,このメニューは表示されません。

また,システムの設定によっては,このメニューは表示されません。

[一時保存]ボタン

クリックすると,実行中の業務の状態を保存します。[一時保存]ボタンで保存すると,次に同じ業務を開始するときに,保存した状態から開始できます。なお,システムの設定によっては,このボタンは表示されません。

[ログアウト]ボタン

クリックすると,ナビゲーション プラットフォームからログアウトし,ログイン画面が表示されます。

システムの設定によっては,代わりに[閉じる]ボタンが表示されることや,ボタンが表示されないこともあります。

(2) 業務実行画面のメニュー領域([一覧表示]タブ)

業務実行画面のメニュー領域([一覧表示]タブ)の表示例を次の図に示します。

図2‒8 業務実行画面のメニュー領域([一覧表示]タブ)の表示例

[図データ]

各項目の詳細を説明します。

グループ名

実行する業務コンテンツが所属するグループの名称です。業務コンテンツ作成時にグループを設定していない場合は,グループ名は表示されません。

業務名

実行する業務コンテンツの名称です。クリックすると,業務フロー領域に業務フローが表示されます。

メニュー領域折りたたみボタン

クリックすると,メニュー領域の表示/非表示が切り替わります。

(3) 業務実行画面のメニュー領域([検索]タブ)

[検索]タブについては,「2.10.3 業務実行画面のメニュー領域([検索]タブ)の項目」を参照してください。

(4) 業務実行画面の業務フロー領域

業務実行画面の業務フロー領域の表示例を次の図に示します。

図2‒9 業務フロー領域の表示例(業務実行画面)

[図データ]

業務名

メニュー領域で選択した業務コンテンツの名称です。

開始点

作業の開始位置を示す記号(ターミナルノード)です。省略することもできます。

工程数が多く,複雑な業務フローの場合は,作業の開始点を明示しておくと,利用者がスムーズに作業に着手できるという効果が期待できます。

工程名

実行中の作業工程(プロセスノード)の名称です。この名称は,作業の概要が端的に理解できるものにし,詳細は対応するガイド領域に記載すると,わかりやすい業務コンテンツになります。

プロセスノードの色やデザインは,選択状態または直接遷移の可否などによって異なります。色やデザインを変更したい場合は,システム管理者に問い合わせてください。

関連線

工程の順序を示す矢印です。原則として利用者は矢印の順序のとおりに工程を参照して作業を進めます。

システムの設定によっては,一度参照した工程または未参照の工程を,順序に関係なく参照できます。

分岐条件の説明

条件によって次の作業工程が分かれる場合の,分岐条件(分岐合流ノード)の名称です。分岐条件には,ガイド領域はありません。また,分岐条件は作業ステップではないため,利用者が選択することもありません。

したがって,条件が複雑な場合は,分岐合流ノードの名称だけではなく,関連線の矢印の部分にも説明を表示させるなどの工夫が必要になります。

終了点

作業が終了したことを示す記号(ターミナルノード)です。省略することもできます。

各ノードの配置や名称の入力手順など,業務フロー領域の作成方法の詳細は,「3. 業務フロー領域の作成」を参照してください。

(5) 業務実行画面のガイド領域

業務実行画面のガイド領域の表示例を次の図に示します。

図2‒10 ガイド領域の表示例(業務実行画面)

[図データ]

関連リンク

業務コンテンツ実行時に参照する外部のWebサイトへのリンクです。

工程名

業務フロー領域で選択した作業工程(プロセスノード)の名称です。

次の工程へ進むボタン

次の工程に進むためのボタンです。クリックすると,業務フロー領域で次の作業工程(プロセスノード)が選択されます。分岐条件がある場合は,条件に応じて次の工程を選択するボタンが2個表示されます。

前の工程に戻るボタン

前の工程に戻るためのボタンです。クリックすると,業務フロー領域で前の作業工程(プロセスノード)が選択されます。

ポイント

工程数が多い業務コンテンツの場合,次の工程または前の工程が業務フロー領域に表示されていないことがあります。このとき,システム構築時の設定によっては,該当する工程のプロセスノードが表示されるように,業務フロー領域が自動的にスクロールします。

配置できるパーツなど,ガイド領域の作成方法の詳細は,「4. ガイド領域の作成」を参照してください。