2.1.1 サンプルの業務コンテンツ
ここでは,サンプルの業務コンテンツについて次の内容を説明します。
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サンプルの業務コンテンツの概要
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サンプルの業務コンテンツのインポート手順
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サンプルの静的ファイル
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サンプルの業務コンテンツの注意事項
なお,サンプルの業務コンテンツの見映えは,次の環境を想定して最適化しています。
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Webブラウザ:Internet Explorer
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ディスプレイのサイズ:17インチ以上
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解像度:1,280×1,024ピクセル
(1) サンプルの業務コンテンツの概要
サンプルの業務コンテンツの概要を次の表に示します。
項番 |
名称 |
概要 |
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1 |
Webアプリバージョンアップ |
Webアプリケーションのシステムをバージョンアップする場合に実施する手順です。 |
2 |
停電時サーバ起動 |
停電によって停止したサーバを起動する手順です。 |
3 |
障害発生時初動対処 |
システムの停止をJP1/IMで検知した時,現状の把握と担当者への情報の引き継ぎを行う場合に実施する手順です。JP1/IMが障害によるシステムの停止を検知した場合に実施します。 |
4 |
JP1/IM自動アクション遅延解消 |
JP1/IMの自動アクションで実行されるコマンドの遅延について対処し,その対処の結果を管理者へ報告する手順です。JP1/IMがコマンドの遅延を示すエラーを検知した場合に実施します。 |
5 |
手動セキュリティパッチ適用 |
セキュリティパッチの自動更新を設定していないサーバに対し,セキュリティパッチをサーバに手動で適用する場合の手順です。 |
6 |
データベース再編成時期判定 |
データベースの再編成が必要かどうかの判断に使う情報の取得,および判断に応じた対処を実施する手順です。ログファイルにデータベースのページ利用効率の悪化を知らせるメッセージが出力された場合に実施します。 |
(2) サンプルの業務コンテンツのインポート手順
サンプルの業務コンテンツは,ZIPファイルでも提供しています。サンプルの業務コンテンツを誤って削除してしまった場合や編集後に元の状態に戻したい場合などに,次のパスのZIPファイルをインポートしてください。インポートの作業はシステム管理者に依頼してください。
- サンプルの業務コンテンツのパス
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ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ\sample\contents\sample_contents.zip
(3) サンプルの静的ファイル
サンプルの業務コンテンツで使用している装飾用の画像(静的ファイル)は,ほかの業務コンテンツでもそのまま利用できます。サンプルの静的ファイルを利用したい場合は,[属性の設定]画面で,次のように画像のURLを指定してください。
/ucnp/sample/contents_item/00_common/ファイル名
サンプルの静的ファイルを次に示します。括弧内がファイル名です。
(a) 区切り線(line.png)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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概要と詳細を区切り,説明文を見やすくしています。
- 応用例
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見出しや重要個所を強調するためのアンダーラインとしても利用できます。
(b) 背景(background.png)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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説明文の背景に色を付けることで,文字を読みやすくしています。
(c) 三角のアイコン(icon_branch.png)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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分岐条件を示しています。
- 応用例
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個条書きのアイコンとしても利用できます。
(d) 吹き出しのアイコン(icon_talk.gif)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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連絡先を示しています。
(e) 強調のアイコン(icon_point.gif)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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確認事項を示しています。
(f) ファイルのアイコン(icon_doc.gif)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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システムや資料を示しています。
(g) 見出しのアイコン(icon_button.png)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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連絡先や確認事項以外の項目を示しています。
- 応用例
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個条書きのアイコンとしても利用できます。
(h) 吹き出し(balloon1.png,balloon2.png)
- サンプルの業務コンテンツでの利用例
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2種類の画像を組み合わせることで吹き出しを作成し,業務コンテンツ作成のTIPSの説明を目立たせています。
- 応用例
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balloon1.png単独で背景画像として利用することもできます。
(4) サンプルの業務コンテンツの注意事項
サンプルの業務コンテンツについての注意事項を次に示します。
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利用者が誤って業務コンテンツを操作することを防ぐため,ナビゲーション プラットフォームの運用を開始する際には,サンプルの業務コンテンツは削除するか,非公開に設定することをお勧めします。
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サンプルの業務コンテンツに記載されている内容は,特定の条件のシステムを想定しており,汎用的な運用手順を保証するものではありません。サンプルの業務コンテンツを流用する場合,実際の運用を十分考慮して編集してください。
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デフォルトの設定で構築された環境の場合,業務実行画面ではターミナルノードは表示されません。一部のサンプルの業務コンテンツでは,ターミナルノードが表示されていないと,業務フローの完了位置がわかりにくいことがあります。業務実行画面でターミナルノードを表示させたい場合は,システム管理者に依頼してください。