Hitachi

Hitachi Navigation Platform ナビゲーション プラットフォーム 導入から運用まで


3.3.1 ナビゲーション プラットフォームで使用するマシンの推奨マシンスペック

ナビゲーション プラットフォームを運用するために推奨するマシンスペックと設定を次に示します。

実行環境,編集環境用サーバマシンの推奨スペック※1

CPU:インテル Corei5 2GHz以上

メモリ:2GB以上※2

ハードディスク:26GB以上※3

開発環境用マシンの推奨スペック※1

CPU:インテル Corei5 2GHz以上

メモリ:3GB以上※4

ハードディスク:26GB以上※3

クライアントマシンの推奨スペック※1

CPU:インテル Core2 Duo 3GHz以上

メモリ:1GB以上

ハードディスク:1GB以上

デバイス(iOSの場合):iOS10をサポートするiPad※5

注※1

ここに示したマシンスペックには,ナビゲーション プラットフォームの運用に必要なスペック以外は含まれていません。最終的なマシンスペックを決定するときは,推奨スペックにOS稼働などに必要なスペックを追加してください。

注※2

ダッシュボード機能を利用する場合,必要なハードディスク容量は操作ログの容量によって変わります。操作ログの容量の2倍のハードディスク容量を追加で見積もってください。

ダッシュボード機能を利用する場合に必要なメモリ容量の見積もりについては,「5.4.4(2) ダッシュボード機能を利用するときのメモリ容量の見積もり」を参照してください。メモリ容量の変更については,「5.4.4(7) ダッシュボードサーバのストレージサービスで必要なメモリ容量の変更」を参照してください。

操作ログのアップロードを利用する場合は,一時領域としてさらに操作ログ容量と同じハードディスク容量の追加が必要になります。操作ログのアップロードについては「5.4.4(5) 操作ログのアップロード」を参照してください。

注※3

想定するナビゲーション プラットフォームの運用によって,操作ログのファイル容量が増加することがあります。必要に応じて操作ログのファイル容量の分だけ,ハードディスク容量を増やしてください。ナビゲーション プラットフォームの運用と操作ログのファイル容量の関係については,「3.4.2 操作ログのファイル容量の見積もり」を参照してください。

注※4

開発環境ではデバッグを実行するため,実行環境または編集環境よりも大きなメモリ容量が必要です。

注※5

ナビゲーション プラットフォームにアクセスするために利用できる接続モードは,Wi-Fiだけです。

推奨する設定
  • 各マシンの画面の色は24ビット以上を推奨します。24ビット未満の場合,画面の色にむらが出る場合があります。

  • 各マシンのシステムフォントのサイズは「標準」に設定してください。システムフォントのサイズを「標準」以外に設定している場合,予期しない個所で文字列が改行されるなど,正常に表示されないおそれがあります。

  • 「システムアカウント」の「地域と言語の設定」は,「現在のユーザー」と同じにしてください。「地域と言語の設定」が異なる場合,トレースファイルが正常に出力されないおそれがあります。