文字列置換設定ファイル(jp1imss_replace_string_setting.conf)
説明
案件登録(jssitementry)コマンドで案件を登録する際に,登録する案件のtextarea型の項目に含まれている任意の文字列を改行文字に置換するかどうかを定義するファイルです。
形式
;コメント文(改行) [REPLACE] REPLACE_FLAG=任意の文字列を改行文字に変換する,またはしない(改行) REPLACE_STRING=改行文字に置換する任意の文字列(改行)
;(セミコロン)で始まる行はコメント扱いとなります。
- (凡例)
-
(改行):改行を示す
ファイル名
-
jp1imss_replace_string_setting.conf(文字列置換設定ファイル)
-
jp1imss_replace_string_setting.conf.model(文字列置換設定ファイルのモデルファイル)※
- 注※
-
モデルファイルは文字列置換設定ファイルの内容をリセットする場合に利用してください。文字列置換設定ファイルを削除し,モデルファイルをコピー,リネームすることで文字列置換設定ファイルとして使用できます。
格納先フォルダ
IM-SSパス\conf\command\
定義の反映時期
jssitementryコマンドを実行すると,定義がJP1/IM - Service Supportに反映されます。
記述内容
次で説明する指定キーが編集できます。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
指定キー名 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
REPLACE_FLAG |
jssitementryコマンドで案件を登録する場合,案件のtextarea型の項目に含まれる任意の文字列(REPLACE_STRINGで指定した値)を改行文字に置換してから登録するかどうかを指定する。なお,改行文字を指定できない項目(textarea型以外)では置換されない。
|
false |
REPLACE_STRING |
jssitementryコマンドで案件を登録する場合,案件のtextarea型の項目に含まれる任意の文字列を改行文字に置換したいとき,改行文字に置換したい文字列を指定する。 指定できる値は,1〜32バイトの範囲で,制御コード,"(ダブルクォーテーション),および,(コンマ)以外の文字列。 |
[\r\n] |
注意事項
-
文字列置換設定ファイルで,案件のtextarea型の項目に含まれる任意の文字列を改行文字に置換する設定にしている場合,案件フォームの項目IDが「JIMSD_FORM_USERTEXT01〜JIMSD_FORM_USERTEXT20」の値に,置換文字列を挿入しないでください。置換文字列を挿入してjssitementryコマンドを実行した場合,動作は保障されません。
定義例
「[\r\n]」を改行文字に置換する場合の定義例を次に示します。
[REPLACE] REPLACE_FLAG=true REPLACE_STRING=[\r\n]