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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド


9.2.8 クラスタソフトへのサービスの登録

クラスタソフトに次の表に示すようにJP1/IM - Service Supportのサービスを登録します。

表9‒8 クラスタソフトへのサービスの登録

項番

表示名称

サービス名

依存関係

1

JP1/Service Support - DB Cluster Service

HiRDBClusterService_JS0

JP1/IM - Manager,JP1/IM - NP,JP1/AOとの連携機能,およびJP1/Baseの認証機能を使用しない場合:

  • IPアドレスリソース

  • 物理ディスクリソース

  • ネットワーク名リソース

JP1/IM - Manager,JP1/IM - NP,JP1/AOとの連携機能,およびJP1/Baseの認証機能を使用する場合:

  • 項番7のリソース

2

JP1/Service Support - DB Server

HiRDBEmbeddedEdition_JS0

項番1のリソース

3

JP1/Service Support

JP1_ServiceSupport

項番2のリソース

4

JP1/Service Support - Web Service

JP1_ServiceSupport-WebService

項番3のリソース

5

JP1/Service Support - Task Service

JP1_ServiceSupport-TaskService

項番2のリソース

6

JP1/Base Event 論理ホスト名

JP1_Base_Event 論理ホスト名

依存関係については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のクラスタソフトへの登録の説明を参照してください。

7

JP1/Base_論理ホスト名

JP1_Base_論理ホスト名

注※

論理ホスト名とは,JP1/Baseで設定する論理ホスト名です。JP1/IM - Manager,JP1/IM - NP,JP1/AOとの連携機能,およびJP1/Baseの認証機能を使用する場合は,「9.2.5 クラスタソフトへのリソースの登録」の表の項番4で設定した論理ホスト名を設定してください。

ここで登録する際の「リソースの種類」は「汎用サービス」です。また,項番1,項番2については,サービスが停止した場合は,リトライしないですぐにフェールオーバーする設定としてください。項番3,項番4,項番5については,クラスタソフトの設定のままでかまいません。

作業完了後は,クラスタソフトを使って,予備系から現用系に系の切り替えを実施してください。

使用するOSがWindows Server 2008で,WSFCを使用している場合

次の設定も併せて実施してください。

  1. Administrators権限でコマンドプロンプトを起動し,次のコマンドを実行する。

    cluster△res△"JP1/Service△Support△-△Web△Service"△/priv△StartupParameters=""

    注:△は半角スペースを表す

  2. JP1/Service Support - Web Serviceの[プロパティ]ダイアログボックスを表示させ,[全般]タブの「スタートアップ パラメーター」の値が空白になっていることを確認する。

使用するOSがWindows Server 2012で,WSFCを使用している場合

次の設定も併せて実施してください。

  1. JP1/Service Support - Web Serviceの[プロパティ]ダイアログボックスを表示させ,[全般]タブの「スタートアップ パラメーター」の値を空白に設定し,[OK]ボタンをクリックする。